Voïvod - Killing Technology | HERETIC!!!

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音楽レビューメイン
基本的に所有しているアナログ盤やCDからの紹介というか備忘録です。thrash metal・heavy metal・progressive rock・hip-hop・昭和歌謡・jazz時々death metal、grindcoreとか

どうも

日曜の昼下がり

今日もドラゴンズは
タイガースと対戦


今日負けたら
前回の3タテを丸ごと返される形ですね

今日から始まる
『倍返し』ではありませんが笑


ちょっと出かけてきます
これ聴きながら


カナディアンスラッシャー

ヴォイヴォド

1987年リリースの
3rdアルバム

Killing Technology


これは個人的に思い入れあります

当時名古屋のディスクヘヴンで
CDを購入

透明のプラケースに
CDとブックレットが
分かれてパックされてる仕様


分かる人には分かると思います笑


A① "Killing Technology"
タイトル曲は
何かの電子音が反復される中
始まります

ミドルテンポの
不穏なメロディから

独特の
不協和音ギターリフとともにスピードアップ



7分半ほどの大作ですね
後半のリズムチェンジとか
前作以上に
プログレッシブな方向に向かってますね



前作はこれですね↓

A② "Overreaction"
このバンド
特にこのアルバムぐらいまでは

同時期に出てきた
他のスラッシュメタルバンドと比べて

伝統的なメタル要素が薄いんですよね
ハードコアパンクのノリが

曲作りや
楽器の音に現れてる気がします

そこにプログレッシブな曲展開や
コンセプトをぶち込んだ

本当に独特な
唯一無二の存在

A③ "Tornado"
ヴォーカルのスネイクの
語りかけるような
浮遊するヴォーカルが怪しい雰囲気

破壊的な演奏と
絶妙のバランスで展開されます

長めの曲が多く

A面は3曲で終わりです

B① "Forgotten In Space"
少しドラマチックな雰囲気で始まる曲

二転三転する曲展開の中でも
緊張感と攻撃性は維持されてます


B② "Ravenous Medicine"

たぶん
初のビデオクリップとなった曲


彼らの音楽性と
アティテュードをよく表したPVだと思います

B③ "Order Of The Backguards"
これまた複雑怪奇な曲展開

終盤のインストパート
ザクザクと刻む反復リフ攻撃がカッコいい


B④ "This Is Not An Exercise"
混沌としたムードに
複雑なギターリフ

スネイクのヴォーカルが
意外にもリズミカルに曲に乗るあたりは
2ndまでには無かったところかな

アナログ盤は
この7曲ですが
CDは
④に"Too Scared To Scream"
⑨に"Cockroaches"が入ってましたね

CDは売却済みで
今回アナログを購入



ドラムスのAwayが手がけるアートワークも
このバンドの世界観にマッチしてましたね

NOISEオリジナル盤

ですかね?

2,100円
ちょっとお高いですが
滅多に見かけないですからね

最近DUで売れ残ってた

国内盤LP帯付きは

確か9,000円!


そこまでの価値は感じませんが

個人的な思い入れと思い出

改めて全編通して聴くと

スラッシュメタルの攻撃性や突進力に
実験的というか
プログレッシブな要素が
確かにミックスされつつある

そんな時期のアルバム
まあまあ高いですね



ギターのピギー亡くなってしまいましたが
現在も活動中

33年前のアルバムですが
全く色褪せてません


86点