ほんとに子供だった
平成1年に某都市銀行へ入行した私は、
2週間研修所に缶詰にされ
新人研修を受けた後、
大阪市内の支店に配属されます。
当時はバブル最盛期で
日経平均が34,000円程度で
更に上昇していました。
そして、同年年末に史上最高値
39,000弱をつけた後、
平成2年には下落を続け、
10月には、20,000円を割るのです。
いわゆるバブルの崩壊です。
平野ノラならこう言うでしょう。
「おったまげー!」
失礼しました。
まずは預金為替課に配属され
銀行業務の基本、
「手形・小切手」「出納」「定期預金」「為替」
などの係を数週間程度毎で回ります。
まあ、学卒の新人が2週間程度で
申し訳程度に配属されるだけですから
教える方からすれば、いい迷惑です。
指導員になんかになった日にゃ
午後から自身の勘定締めるまでの
超繁忙時間帯は、
勝手になんか自分で仕事探して
やっとけよ!
て思いますよね。
しかも、教わる方も
数週間程度ですし、一般職の女性陣から
教わるので、はっきり言ってそんなに
一生懸命でもない。
(言葉は悪いけどなめてるんですね)
また、学生気分そのままですから
「僕は人とうまくやっていける。
僕はどこへいっても人気者だ」
なんていう根拠ない自信などもあって、
自分に甘いんですね。
ここで結構要領いい奴は、
そんな時も一生懸命やっている様子で
仕事もきちんと押さえて、
そつなく振る舞います。
ただ僕は脇が甘々で
何回も同じ質問をしたり、
やることを忘れたりして
それでも、へらへらしたり、
反省の様子が見えないので
定期後方のベテラン女性に
相手にされなくなってしまった。
干された
というのでしょうか。
特に行員全員が忙しくしている午後の
時間帯に、やることがなくてボーとしている
のは辛かったなあ。
たまにこれやっといてと言われて
やろうとしても、
満足にメモも取っていないので
時間をもらってもどうしたらいいかわからず
「あんなに時間あったのに
何もできてないじゃない!」
と叱責されたりで散々な状態でした。
短い期間で係替えになるので、
なにか大問題になったわけでは
ありませんが、
学生時代とはなんか違う
と身に染みた1件でした。
先の「学生と社会人の違い」の記事で
書いたように
「他人のことを考える」目線がなく、
「自分にしか焦点が当たっていない考え」
でした。
受入れてくれる側の人たちの
視点に立てば
「どうあるべきか」
は自ずとわかるはずですが、
まだまだ甘い考えしか
できていなかった。
ほんとに子供だった。
ありがとうございます。
