(前回からつづき)
5年生は参加者が少なくチームを組めなかったため、
6年生との合同チームとして、練習・記録会に参加していた。
ただ、5年生と6年生の体格差があり、 1回目の記録会のあと、
6年生単独のチームが良いのでは、という話があった。
そうして、5年生は4年生チームに加わることになった。
すでに4年生チームはリーダー、サポーターの役割が出来つつあり、チームワークが生まれ始めていた。
楽しみながらやる、という土台は出来て、
記録をどれだけ伸ばしたいか、という目標設定と
そのためにどうするか、を自分たち出考えるステージに踏み出したところだった。
新メンバー、しかも学年が違うメンバーが加わることでの不安はあったが、
4年生のメンバーには歓迎ムードを作ろうと伝えて、 合同チーム初日を迎えることになった。
チームに加わった5年生は、自分の役割を探り始めた。
そんな5年生を、4年生は下の名前で声を掛けるなど、
メンバーとして分け隔てなく接していた。
もしかしたら、休み時間など、自分の知らないところでコミュニケーションを取ったりしていたのかもわからない。
いずれにしても、5年生が加わったことで、チームのバランスはより良いものとなっていった。
そうして、2回目の記録会を迎えた。
会場は墨田区の体育館となり、観覧席もあり独特の雰囲気が漂う。
結果、5年生が加わった4年生チームの記録は、その日の最高得点となった。
確か、3回競技できるうちの2回目だった気がするが、定かではない。
どちらにしろ、私の方を向いて子どもたちは飛んでいるので、
100回を超えるあたりから体力的にも辛くなるのが、表情を見ていてよくわかる。
最後は縄に引っかかってしまうのだが、
息が上がってしまい、横になったままなかなか立ち上がれない子もいた。
ただ、子どもたちはとても晴れやかな顔をしていた。
年間の記録は1回目の記録会の6年生と5年生の合同チームとなったが、
あの日にあの体育館で一番多く飛んだ子どもたちのことを忘れない。
そしてその夜、充実感と疲労感で飲みすぎたことも忘れない。