ワインは届いた。
涙が止まらないか…。
心は死んでないから良かった。
不安に生きるより、ドンと構えて生きなきゃな。
泣くぐらいなら別れ話なんかしなきゃいいのにさ(笑)勘違いもいいとこ。
ただホント長熟型のワインだな。
渋くて酸っぱくてなかなか開ききらない、硬いあたり。

何でそんなワインが存在するのか。
いつまでも楽しみたい。 永く存在していて欲しい。
例え自分がこの世から消えても想いが成熟を重ねて欲しい。
そんな意味があるのかも。

そしたら
別の人が泣きはらした声で電話してきてくれた。かれこれ半年くらいたまに一緒に飲む仲で。
友達。
異性だけど、体の関係は一切なく、精神的な異性の利点を活かした友達。
はぁー彼女と落ち込み方が似てるな…。
彼女だから言えないことが見えてくる。
今年の課題だ。


彼女と知り合ってワインの世界へ。
クリスマスには多少理解できるように勉強し始めてた。
おかけで、2人で
あ!このワイン働き盛りの男みたいだね!あぁ年老いてきた…ってやりとり。

いつかあんたみたいなワイン見つけるよ。と言い残した。

たくさんテイスティングしなきゃねって。
大切な人だからいい加減に選べない。
彼女を知れば知るほどに複雑味のあるワインになっていく。

神の雫のように、ある一面を捉えながらたどり着きたいと思うようになった。

エレガントであり、ただどこか、重みや硬さ、ただその先に魅力的な甘み、芯。表面的に複雑であり、繊細な味わいの中にしっかりとした芯。
香りは薔薇と煙草、そして若さを少しだけ連想する果実。
タンニンより酸やミネラルに骨格をもってもらいたい。
チェリー、ブラックベリーかな。

そんなイメージである。
そこで別れ話され(笑)
半端すぎて拒否…。

3日間も酒の後に彼女が夢で笑ってやがった。
考えれば嫌で悲しくて気分悪くなるから考えずにいたのに。

で、あるワインがもう一度浮かんだ。
過去にこれは、彼女の要素ありだと思っていた一本。

色は薄いんだけど、一時間後くらいから、開いてきて、イチゴの香りが立ち上り、キャンディのような甘さ。そして酸が穏やかで落ち着いた印象。
基本的な事だけど、
ワインも心も開いてこそ真価がある。

まるで、2人が出会った頃のようなワイン。

開くまで、魅力は平凡な良い人程度。
ただ、飴をよく舐めてたのを思い出したり、心を開き始め、男と女の甘い雰囲気は噛み砕かず、ゆっくり浸っていたいと思うように、まったりと幸福だった。
落ち着く。
素でいれる。
が口癖。

そんなワインが明日には届くだろう。一枚のテイスティングメモと共に。
彼女は何を想い出すだろう?

ドイツのヴォルフ ピノ・ノワール。
オーストリアの陽性でフレッシュな宮崎あおいみたいなピノとは明らかに違う。

愛してるという気持ち。それはあくまで葡萄なんだな。
そのまま食べても棄てても、ワインになっても。 造り手や飲み手によって味わいは変わる。

そんな気持ちに、心を開いてもらえたら。

そして熟成という変化を期待していけたら。
サグラダ・ファミリアと永遠の未完成。

新世界。
旅立ち。

諦めず創り続ける夢。

だだっ広い世界に放り投げられた気分。
周りになにもない大地にどこへ向かうか、どこへ向かっていたのかなど方角がわからず、風のにおいを頼りに歩き続ける。
永遠を手にすることは永遠に手に入らないことを命の限り求め続けることと同じである。

世界はどこか、繋がっていて、小さな光が導いてくれる。
永遠の未完成。
嬉しい励ましだ。
ワインに気持ちを込めて贈ってみようと思う。

出会った頃を思い出すワインに出会ったから。

最初は素っ気ない味だったのに、開くとキャンデーみたいな甘美。
オーストラリアのピノになかった、厚み、エレガンス。少女でなく女性。
あぁ彼女に出会った頃の気持ちや印象を思い出す。
今は悲しい事に閉じてしまっている2人の心。
少しでも開いたら嬉しいな。ワインも人も心を開く素晴らしさがある。
熟成という変化も。

1本だけで1人の人間を表現する経験はまだ自分にはない。自分にとっての神の雫探しの旅である。

人間思った通りにはいかないが、やった通りにはなる。
だから始まりの一歩で一本である。故に使徒である。ヴォルフ、ピノ・ノワール。

いつかリエシエンメに辿り着くための。
彼女はイタリアワインが好きだから。
薔薇の香りを生むネッビオーロ種とカベルネなんかをブレンドした北イタリアのバローロボーイズ達の造る赤ワイン。
男女の顔がくっついたラベル。
リエシエンメとは一緒にという意味を持つ。
いつか一緒に飲める日が来ることを願う。
もし叶う時は一緒になる時でもあるんだろうな。
ワインの世界へ旅立つ。
目的地へ向けて。
誰にも言えないような事が雪のように積もっていく。
悪い事をしてるわけじゃなくて。
雨なら乾くのに。
積もり凍っていく雪。

いつからか、言葉にならなかったり、意味をもたなかったりして、積もる雪。

春は訪れるだろう。

雪祭りを楽しもう。
それは
悲し美。
苦し実。

凍える心のどこかにダイヤモンドダストを楽しむ余裕はある。
朝日に空気が照らされてキラキラと輝くのだから。

マダムという感じのおばさまと話す。
何かいつもと感覚は違うなぁ~世間話ではないような。ううん、あれは彼女達の世間話なんだな。心地良いなぁ。

ワインを飲むようになって食事が質素になってきた。
米と味噌と僅かな漬け物だけでもいい。
ワインは不思議だ。
まるで香りや味から、思い起こすものすら口にしている気分になる。

カベルネ、メルロー、シラーはしばらくお休みです。

ピノやネッビオーロのように寒い所でしか育たない葡萄が今は美味しく感じる。
心地良い酸味と、果実の香り、土や香の安らぎ。森の中で野いちごを摘むような。

ストイック。
の中に安らぎというと、透明感が欲しくなる。
今日は、イタリアのネッビオーロを使ったワインを飲んだ。
探してたんだわ…ピエモンテ州のネッビオーロを使って手頃に飲めるワイン。
本当に1500円程度なんて夢のような味。

イタリアのトスカーナのワインは少し物足りずいて。
イタリアで探し物のワインはきっとネッビオーロ種なんじゃないかと。
自分にとっての神の雫探しである。
03のヴィンテージということもあり、落ち着いた味。コーヒーやトリュフのニュアンス、たしかにエスプレッソのドリップやキノコの香りは開けてしばらくしてから開いてきた。
いやな渋みもなく、僅かな酸味のおかけで、味にまとまりがある。
甘みはそうだなぁ、新鮮な生のままの果実というより、似たり干した甘み、干し柿のような自然の熟した甘み。香りはイチゴに近い甘みかなぁ。

素敵なデイリーワイン。
悲しい気分に浸った1日だったんだ。
聴覚を頼りに、言葉はどんどん生まれる。音楽を聞き、創造力に溢れた1日でもあった。

昨日もクラブで音楽に身を置いていた。

余裕あるねって。
前向きなんだねって。
でも大変だねって。

さて今日はまだやるべきことがある。
創造力のあるうちにやらなければ。
ロックを聴いてたのは前半までが主だ。
rock'n'rollリヴァイバルから始まった10年。

ストロークスをいれるべきか…。
モダンエイジという曲があるほどに、どこか新しい気がする。ストロークスは専門家に書いてもらいたい。

coldplayのviva…は入れる!
クラシックやゴスペルなんかのエッセンス。オーケストラのスケール感。 何よりロック・ポップスにおいて表現され、シーンに目立つことのなかった、生命や歓喜の音源化。
生命や歓喜というのはオーディエンスから湧き出ることの方が明らかに多いと思うが、クリスを見て見ろよ?ステージでハイジのごとく(笑)謳歌してやがる、映画サウンドオブミュージックみたいだぜ。

アーケードファイアのフューネラル。
アメリカの野外で衝撃を受けたというひいきもありだけど、ストリングスのビッグスケールとパンクの大胆さ、新鮮だけど、開けた大地にマジでマッチ。バラードにストリングスじゃないくて、パンクにストリングスっておい!
五年も経ったけど映画のCMで使われてるね。
そしてインディーズの奮起にも貢献ということも含め。

battlesのミラード
こんなに意味のわからないアルバムが絶賛されたことは過去にないと思う。レディオヘッドどころの次元じゃない。歌はなく、声のハミング程度。かと言ってクラシックのように美しいメロディーがあるわけでもない。ノリが良いビートでもない…
高揚感だ!
ドラッグでセックスの覚醒。
繰り返すピストンと膨らむ快感に似てるんじゃないか。
実は初来日の頃に偶然見た時は凄いバンド!!!鳥肌と意識の浮遊。
でも…シーンに出てCDが流通するのか不安だったから会場でミニアルバム買った。

この三枚を挙げる。
共通して言えることは、どのアルバムも、メロディーや口ずさみやすさ、 あ!コレ買いだ!とレジ直行というより、そのまま試聴ヘッドフォンで聴いていたい!という衝動があることと、今まで登場しえなかった、ポジティブな感覚と高揚感を持ち合わせていることだ。
多くの人が言うように、商業的成功だけでは大分ずれてしまう。
音楽を買う人がやはり、音楽が本当に好きという所まできてる。

日本はどうかな…?
パフュームにしようかな♪中田さんに一票。

ロッキンオンは我が青春である。
やっぱティーンの頃から音楽雑誌を愛読してた人には適わないよ。
とLOFTで言われた。
現在、カレンダー欲しさにロッキンオンを買ったのだけど…編集長代わってからあんまり読んでない。

昔はインタビュー読んで、やたら感動したり、背中押されたり、ドキドキしてたんだよ。
レビュー読んで、これ聞いてみたい!とか。

坂本麻里子の言葉は好きだなと思えた。
単語一つとっても彼女には引力やパンチが効いてる。

見慣れない名前がいっぱいでって関係ないな…言葉からロックを感じない。妙にインテリな批評。
ライブ会場で、拳挙げて、イエー!とこの人達はいっているのか…?大の大人としてウルウルと泣けているのか?クソ!!と言えてるのか?
とか言い出すとキリがない。

とある議題があった。
2000年からの10年を表す一枚か…。
ロックの行き詰まり。
何しろrock'n'rollリヴァイバルと言われ幕開けしたからな。

黒人のブルースが白人と出会って生まれた寵児rock'n'roll。
その後もファンク、スカ、ラップ、ダンスなど他のジャンルと融合を続けロックとしてまたポップとしてシーンを盛り上げてきたのだけど。

原点はエレキギターを中心としてバンド音楽である。
普通の育ちであれば、手に入る楽器を考えればギター、ベース、ドラムで感情をぶつけるとロック。
ジャンルの融合もやり尽くされかけてる、ギターの可能性も90年代にレイジのトムが大分やらかした。

本題です。
実は注目してる流れがある。クラシック音楽、またオーケストラとロックの融合。
アーケードファイヤーでヴァイオリンがフューチャーされてるんだけど、このスケール感には驚いた。アンドリュー兄さんもオーケストラの影響がある。

coldplayのViva la vida、あの音はクラシック音楽だし、生命を謳う。というテーマもクラシック回帰を感じる。
battlesのタイヨンダイのソロもオーケストラの要素と人間の音と高揚感に軸がある。

クラシックにおける人間の感情表現というテーマに回帰する。
つまりは第九とcoldplayのViva…は凄く共通している。
原点回帰ということで、エレキ楽器によるロックから、さらに回帰して、音楽の原点。
根源的な人間の喜びや悲しみを表現するところまで回帰するかもしれない。
日本で言うと、祭りの熱感や四季独特の空気を表現することだ。

面白いことにそんなアルバムを選べと言われると、新人ではない。
大御所バンドの進化後のアルバムがここ10年の一枚になる。


たまに言われることに未来の2人が存在してる。
ベランダで星を見ながらワインを2人で飲むってできるのがあなたなんだろう。

未来を見せる男かぁー。
俺の勘や予知。
彼女とのシンクロニシティー。
未来を見せる力か。
前の会社の人とカウントダウンを松本sonicで過ごすことになった。
来年の見通しも、抱負も大丈夫だな。

大切な人に感謝。