Iは眠っていたわけでもなく、日常という空間に存在していたのです。そしてYouを忘れていたわけでもないのです。
ただYouのいない日常が続き、続き、どこかそのありふれた日常に慣れ親しんだ時に、ふと日常に帰ってくるYouに出会うと目が覚めて、夢と現実の融和点に放り投げられて、Iは非現実的な日常から言葉を選び始め赤子のように、喋り出すのです。失われた言葉を。