昨日、早々にドラマのアフレコが終了したので、
舞台を観に行ってきた。

当初、普通に観に行くつもりだったのだが、
少し目的が変わっていた。

内容は母1人娘1人で暮らしてきて、
娘が大人になって行く姿を描いた内容。

会場からは笑い声が起こるぐらいのストーリーだが、
友達には、余りにも酷なストーリー。

僕は内容よりも、その友達が気になってしょうがなかった。
友達からは、悲しさ、切なさ、力強さが伝わってきた。

立派に舞台に立っている姿を観て、
こっちが泣きそうになった。

終演し、受付で待ってると彼女は笑顔で出て来た、
いつも通りの彼女の笑顔で。

気の利いた言葉はかけれなかったけど、少しだけ話しをし、
もう仕事は終わったから自分に戻っていいんですよと、
握手をしてハグをした。

覚悟はしてたとは言え、辛いだろう。

今はやらなければ成らない事があって紛れるが、
それでも、突然、悲しさがやって来る。
そして、後から、後から、寂しさはやって来る。

それでも、全ての感情を置いて舞台に立つ。

最愛の母を亡くした日にも。

そして、今日も舞台の幕は開く。