上海リルのブログ







性について、人間は常にややもすると抑圧しすぎてしまうか暴走しすぎてしまうのだ
ということに、ため息をつきながら思い至った作品。

途中から方向性はまったく異なってもキンゼイ先生は自分の憎んだ父親そっくりに
なってきている。

最後に老キンゼイ先生は、中庸という場所に愛と希望を見出して前に進もうとしているように見えた。
たぶん、人類そのものも、そういう地平に今立っているのではないかと思うのだ。


★★★★☆


11 Feb, 2011
上海リルのブログ







むごたらしいほどの境遇を、本人の空想の世界(そこに逃げるしかできない
ところにまた胸は詰まるのだが)をユーモラスにからめながら語っていくところなど、
少し『嫌われ松子』を思い出すような、前半の展開。

これは未来のほうを向き続ける物語で、そこにこそ感動するのだけれど、
最後のモニーク演じる母の告白は・・・人間の弱さとずるさと、そして何とも名づけようの
ないような哀しさを喚起してやまない。
嫌悪感でいっぱいになりながらも、彼女を抱きしめてもあげたくなるような・・・。

マライア・キャリーもレニー・クラヴィッツも驚くほどよい役者ぶりでした。


★★★★☆


11 Feb, 2011
上海リルのブログ






ラストショット。
ヴィッキーとクリスティーナが空港を歩いていく表情と
それにかぶさるナレーションに
ウッディ・アレンらしい皮肉が利いていてやられた。

ラテンの男女は恋愛に対する温度が桁違い。
ペネロペはわめきまくってても美しい(笑)。


★★★★☆


9 Feb, 2011