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映画が終わるその1分間で、いきなり涙が溢れてそれからなかなか止まらなくなった。
淡々とした、あくまでも淡々とした物語なのに。
エンドロールになっても流れ続けるモーツァルトがあまりに美しかったせいか、
ジャルダンさんの目があまりに澄んでいたせいか、
キャンバスさんのナイフとひもの絵があまりに素朴で明るかったせいか。
なぜだか、その日をその日をつつましく、愛情いっぱいに、素朴に生きてる
私の愛する犬と猫たちがいとおしくてたまらなくなったり。
不思議なぐらい私のいろんなところに作用してくる、これまでにないような作品でした。
そういえば二人の本名は最後まで出てこない。
最後までジャルダンさんとキャンバスさん。おとぎ話のようだ。
この映画をこんなに美しく成立させているのはもちろん、
Daniel AuteuilとJean-Pierre Darroussinの素晴らしさです。
★★★★★
12 Feb, 2011

