留学の、その先の未来を見据え、新たな挑戦を始める | 傍流のアメリカ大学受験

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都内私立中高一貫校の高校三年生。米国大学進学準備に奮闘中。
純ジャパ(日本生まれ日本育ち、海外経験ゼロ)の息子がどこまで挑戦できるか、親もつたない英語を駆使して情報収集に格闘しています。

2024年4月12日(金)   曇り

 

 

 

 

 

今週から新学期が始まり、高校三年生になった息子。

「これが同じ学校か!?」と言うくらいの激変、まったく違った学校生活を送っています。

 

高二までは、とにかく学校行事に部活に全力投球で、

お勉強は「授業内で完結!」程度なものでした。

 

それが…


行事は高二が主体に、部活もとうとう引退、

加えて授業はすべてがほぼ選択制、しかも少人数の習熟度別。

息子の学校の面白いところが、習熟度別と言っても成績順に決まるのではなく

本人の自主性による選択制です。

レベルがよっぽど合っていない場合は、

先生のアドバイスもあるようですが、それをどう判断するかは、やはり自分次第です。

 

 

海外大学進学希望の息子は、英語はネイティブの先生によるオールイングリッシュの授業になり、

国立大学受験のために必要な共通テスト向けの授業は選択せず、と言う時間割になりました。

 

 

したがって授業数は高二の頃と比べると三分の二程度になり、自分の自由な裁量で使える時間が増えています。

加えて、部活もなくなりましたからね。

自由時間の量がすごいです!

 

 

ということで、課外活動を増やす時間的なゆとりが生まれました。

 

 

英語のレベルアップに励まなければならない点は変わらずですが、


家庭教師の先生からいただいたアドバイスは、英語学習以上に

 

「留学後に武器となるスキルを身に着ける。」

 

と言うものでした。

 

 

イマドキの留学は、私たちの学生時代と違い、大学在籍中から企業にインターンシップとして就業するのが一般的です。

その際に、米国基準での必携スキル等を教えていただきました。

 

卒業後は(ビザ取得の困難さは承知の上で)現地就職希望の息子にとっては

大事な&有益なアドバイスです。

 

 

現実は、TOEFL&SATのスコアメイクでいっぱいいっぱいの状態ではありますが、

ただ同時に、それだけにとらわれず「今」考えるべきことは、


大学でどんな時間を過ごすか、

卒業後はどうなっていたいか、

未来像をできるだけ明確にし、そのために必要な準備を今から積み上げていくこと。

どれも、数か月で身に着けられるものではないですからね。


先生からのアドバイスは、全くもって筋が通っています。

 

 

親の私は、ついつい目先の点数に目がいき、

大学出願に間に合うのか、しか見えていませんでしたが、

たくさんの留学生と彼らのその後を見てきた先生の目線は、

もっとずっと先の方にありました。


そして、息子自身に対しても、自分のやりたいことだけを見つめて、視野が狭くなりがちな若者らしさに理解を示しながらも、

息子の希望する業界の将来的展望や、そこに飛び込むために差別化できるスキルについてご指南いただきました。


と言うことで、

4月からいくつかの課外活動を追加して、

いよいよ出願準備に備える流れができて来ました。