”「MoodyShop」についてのご報告” | 傍流のアメリカ大学受験

傍流のアメリカ大学受験

都内私立中高一貫校の高校三年生。米国大学進学準備に奮闘中。
純ジャパ(日本生まれ日本育ち、海外経験ゼロ)の息子がどこまで挑戦できるか、親もつたない英語を駆使して情報収集に格闘しています。

 

 

 

 

令和元年8月5日(月)   晴天なり

 

 

 

 

 

みなさま、ご無沙汰しております。(;^_^A

 

仕事の関係で、インターネット閲覧に制限のある国へ行く機会が多くなったことにかまけて、

しばらくブログの更新をさぼってしまっておりました~。

(;’∀’)

 

 

 

さらには、夏休み前ごろから、僭越ながらこんな私の元にも

受験生親御さまからご相談メッセージをいただくようになりました。

 

ありがたいことに我が家の経験をシェアさせていただくというやり取りを通して、

なんだか私の中の、文章を書いてストレスを発散させるぞ!という欲求が、

ある意味そのような形で、かなり満たされてしまっているということもありました。

 

 

やっぱり私は、ただ一方通行の発信がしたいわけではなく、

ブログと言う手段を通して、

双方向のコミュニケーションが取りたいタイプなんだな~と、

この新しいコミュニケーション・ツールを通して、自分自身のことも再発見しています。

 

 

 

さらには、受験が終わって、ブロ友さんと実際に会いましょうよ!なんていうお声がけもいただき、

それらは、私の人生をさらに豊かにしてくれる時間となりました。

 

ブログですでにいろいろなことを打ち明けあっていますからね、

初めてお会いした瞬間から、社交辞令なくいきなり本音で話すことができるんですよね。

 

 

 

こんなにステキなツールの存在に、改めて感謝です。

 

うちのマメ太が現在、キラキラなアオハル中学校生活を送ることができているのも、

受験期に、ブログを通して支えてくださったブロ友さん方のおかげだと言っても

決して言い過ぎではありません!

 

日本での、いわゆる『スマホ元年』と言われる、iPhone 3Gが発売された年に

生まれたマメ太の世代の子どもたちには、

 

これらの便利ツールをさらに使いこなして、

自分たちの可能性を発信することを躊躇することなく、

どんどんと世界へと広がって行ってほしいと期待しています!

 

 

 

 

 

キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

 

 

 

 

このように、ブログとは、私にとっては良い面しか存在せず、

その恩恵を余すことなく私にもたらしてくれた夢のようなツールでしたが、

 

一方では、この簡便で無限の可能性を秘めたツールによって、深く傷つき、

長い間、苦しくつらい思いをされてこられた、大切なブロ友さんたちがいたことも、

また事実です。

 

 

 

長く私のブログを読んでくださっている方には、

ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、

1年半ほど前、私は「Moody shop」というネットショップを紹介しました。

 

このショップは、いじめで苦しんでいて、だけどSOSをうまく発信できない子たちが、

せめてその時の感情をシールなどを通して表現できて、

他者に現状の苦しい気持ちに気づいてもらえる機会を作れたら、という

とても思慮深く温かい情熱から生まれた企画でした。

 

この思いやりに溢れた企画に賛同して、力添えをくださったり、応援してくださる

教育関係者の方々も現れ、私もますます応援したい気持ちになりました。

 

 

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

 

 

しかし一年前のある日、そのショップを考案したとされる女子高生が、

突然「亡くなった」ことになっていました。

 

 

 

私のブログを通じて、そのショップを応援してくださった方、

また、その聡明な女子高生の存在を知った方もいらっしゃったことでしょう。

「その死」の知らせは、みなさまに混乱と落胆をもたらしたものと思います。

 

 

 

しかし真実は、その女子高生とは、この世に存在しない人物でした。

 

 

 

40代の女性が、「なりすまし」をしていたとのことでした。

 

 

 

「女子高生」になりすまし、アプローチをしてきた、この40代の女性のウソによって、

デザインを提供した若いデザイナーの卵さんとその親御さんは、

その後、大変な苦しい時間を過ごされました。

 

なりすまし女子高生の、これまたなりすましの家族の方(とされる方)から、

「ショップの運営に過度なプレッシャーをかけられた。」と名指しされ、

その『死』の責任を押し付けられるような告発があったのです。

 

その理不尽な仕打ちたるや、想像するだけで、

私自身も過呼吸になるほどに心臓にリアルな痛みを感じました。

 

 

 

こんなやり口に、激しい怒りと憎しみもわいてきます。

 

 

 

ダレトクなの? なんのために???

 

 

 

しかし、りりおんさんは違いました。

 

 

 

若いデザイナーの卵のお母様であるりりおんさん、

また、このショップをその善意から応援する中で巻き込まれてしまった先生方、

それら当事者であるみなさまは一貫して

 

「相手を追い詰めるようなことはしたくない。

ただ、誰も亡くなっていないということを公式な証明をもってお伝えしたい。」

 

という思いで、この一年間を、その証拠集めに動いていらっしゃったのです。

 

 

 

私は、二重にも三重にも驚きました。

 

 

 

私は、『人は極限までの厳しい状況に立たされた時、

その人の本性があらわになるものだ。』と思います。

 

(みなさまも最近では、吉本劇場でそのサマを、ご観覧されましたね。)

 

 

こんなにもご自身の名誉が傷つけられ、

また多くの誹謗中傷をあびなければならない理不尽な状況下において、

それでもなお、「なりすました方」を過剰に追い詰めすぎることがないようにと

配慮されていました。

 

報復ではなく、

 

ただ事実の解明に丁寧にご尽力なされ、

一切の弁明も反論もなく、無言の中で誰を傷つけることも無く、

一連の証明を取り終えたりりおんさんとその関係者のみなさまの理性には、

ただただ、尊敬と畏敬の念しかありません。

 

 

 

本当は、だれも死んだりしていなかった事実は、本当に良かったと思います。

 

 

 

しかし、誰かが誰かになりすましていることは容易に突き止めることができても、

その「誰か」とは、もとからこの世に存在しない人物であると

「不存在」を証明するということは、なんとも大変な作業のようですね。

 

 

 

こちらにリブログをさせていただきました

りりおんさんが書かれた記事からだけでも、

そのご苦労と忍耐の日々が十分に読み取ることができます。

 

 

40代の女性が、実は女子高生になりすまし、模試なども受けて

天才女子高生を演じていました。

 

 

そして、その女子高生は、そもそもは存在しない人物であるということを証明するのに、

一年という膨大な歳月が費やされました。

 

 

 

「事件」は、今一つの区切りを迎えましたが、

りりおんさんや娘さん、そしてこのショップを応援したがゆえに巻き込まれた先生方の

心の傷や、失われた尊厳、そして傷ついた名誉は、計り知れないダメージがあることでしょう。

 

 

 

多くの方がこの「真実」を知ることで、

関係されたすべての方々のこれまでの功績と人格がなんら否定されることなく、

さらなるご躍進の時を迎えられて、私たち迷える親や受験生たちに、

これから先も無限のパワーを授けてくださることを切に願ってやみません。

 

 

そして、りりおんさんを始め、寛大な関係者のみなさまが

「いつか、この40代女性が謝ってきてくれることがあれば。」という許しの心を見習い、

私も、いつかこの女性と関係者様との和解の日が来ることを祈って待ちたいと思います。

 

 

私もなりすましとは気が付かずにですが、

この「女子高生」とは、なんどかメッセージやコメントでのやり取りをしていました。

私のアメンバーさんでもあり、限定記事も読んでもらい、アドバイスもいただきました。

 

聡明で、とても暖かい言葉を紡ぐステキな女性でした。

 

 

 

さて、私の前置き&感想も長くなりましたが、

りりおんさんの記事も、なかなかの長文です。

 

さらには、裁判所からの決定事項を説明した弁護士先生からの報告書も添付されています。

 

 

それらすべてをみなさまには、心して読んでいただきたいです。

 

 

 

このブログと言う、便利で多くの可能性を秘めたツールが、これから先も

たくさんの人に、幸福と希望をもたらすものとして活用され続けて行きますように。