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Atelie cresent moonのブログ

天然石を削り、磨いてシルバー、ゴールドでジュエリーを作るブログ

前回よりちょいちょいのせているワックスモデリングの話し。
アマゾナイトってー石をはめ込む枠をワックスで作る。


ワックスの板にアマゾナイト乗せて周りをワックスで盛っていく。



盛り過ぎてアマゾナイトが外せないからちょいワックス削り


石外れたのでワックスを成形していく。
こっから鬼のように削って盛ってを延々繰り返す。


横から


正面から

で、ようやく納得の出来になった。
素人の初めてにしては中々にうまくいったんでねぇだろうか。
しかしまあ、目が疲れるね。
適度に休憩をはさみながらやらないとミスが多くなる。

初めて作って20時間くらいかかったワケだが、売るときは流石に時給は入れられないな。大変なお値段になってまう。
赤字にはなるだろうけど、いい経験として次に活かそう。

後は鋳造に出してみてどうなって帰ってくるが楽しみである。

1個だけ送ってもアレなんで、他にも石たくさんあるからその分も作ってまとめて鋳造発注しよう。

メッチャ寒いですね。


余りの寒さに布団から出られず寝坊しました。

エアコンつけっぱなしにしたいけど電気代がなぁ・・・


前回は板ワックスにアマゾナイト乗せてから枠を作るためにワックスモリモリにしましたが、今回は板に石をはめ込む穴を掘って枠にしようというやり方をやってみました。


石に高さがあるので覆輪留めだと石の良さが伝わらないので爪つけます。

掘る量も最小限ね。


今回使う石は紫翡翠です。糸魚川のやつですね。
写真から見ても結構濃ゆく紫が出ています。



まずは紫翡翠の周りに針で線を引いて行きます。
針より紫翡翠のほうが硬いので、傷つくことはないです。針より柔らかい石の時は注意が必要ですねぇ。


で、ワックス用の工具でゴリゴリ削って行きます。
ワックスはかんなくずみたいにフワフワしたのと細かい粉みたいのが出るのだが、これが中々に厄介。

いちいち作業を止めて、削りぐすを払ってやらないとどこまで削ったか分からなくなってしまう。
粉が舞うから部屋も必然的にコナコナ・・・
お金入ったら集塵機買うかなぁ。


ホリホリしたら嵌め合わせ。
引っかかるなら削るを繰り返す。
紫翡翠が傾く場合は底が斜めってるから。水平になるまで平刀で削っていく。これ、中々に神経つかいます。


紫翡翠が水平に嵌ったら後は周りの余計な部分を切っていく。
ヤスリでも出来るんだけど、切る練習にもなるかなって思って糸ノコで切る。

全然関係ないけど昔、アカメが斬るってアニメやってたね。あれメッチャ面白かったからYou Tubeで再放送とかやってくれないかね。ネトフリもアマプラも入ってないから見れんのだ。


脱線したが、チェーン通す部分と爪を盛り付け。

この後、紫翡翠を外してチェーン通す部分と爪を整形していく。


コン詰めてミスるの嫌なので、今日コイツはここまで。

次回仕上げていくよ。


全集中すると寝食忘れがち・・・


リングだったりチェーンブレスレットだったり、切った箇所をロウ付けするんだがたまたま在庫が無くなって、とりあえず銀ロウの板をテキトーに切り出してテキトーに使う分を切り出したのだがこれがいけなかった。


いざロウ付けしようとしたらロウが多すぎてはみ出てしまったのだ。


しかも要らん箇所に流れてしまい、後で削って整形しないといけないという面倒が発生。


なので、適量になる大きさのモノをひたすら量産しました。


ハサミで細く切ってそれを1mm前後になるようにさらにチョキチョキと・・・




たぶん500チョキはしただろうか
メッチャ指が痛い。
ハサミの輪の部分が食い込んでアザになっとる。
目もメッチャ疲れた。
もう当分はやらんでいいでしょう。

アクセサリー作りしてる人たちは皆こんな事してるんだろうか。

してるんだろうな・・・

他のロウも余裕があったら作り貯めておこう。


バングルを作ったとき、何故かハンマーで叩いた面とアンビルに当たる面に小キズが入る。


指輪を作ったときも同様。

特に指輪は槌目模様をガッツリ付けたいからガツガツ叩くのだが、アンビルに当たる面が何故か筋目や網目模様が入る。


研磨すれば落ちる程度のものからヘラでグイグイ磨かないと消えないものまでだ。


なぜなのか・・・


You Tubeで鍛金している人たちの道具をよく見て気が付いた。

アンビルもハンマーもツルピカなのだ。


そうか、叩く面も接触面もキズが入ってたらそりゃキズが製作物に転写されるのは当たり前だ。


というわけで、ハンマーは紙ヤスリに水を付けて手の内側に合うようにしてハンマーの叩く面を押し付け円を描くようにキズを消していく。

320番→400番→600番→1000番→1200番→青棒でバフ研磨


ようやくツルテカである。

イモ槌2丁やるだけで半日もかかってしまった。


次はアンビルだ。

これがなかなかに手強い。

鉄鋼用ヤスリでアンビルの表面の凹凸をゴリゴリ削っていく。



むっずい。

水平に、全面を削るのメチャクチャ大変。

凹凸を削り落とすだけで2日もかかった。

まだ中央が残っとる。


憂鬱になる・・・製作が捗らねぇ。

アンビルはとりあえず置いておくとして、ワックスモデリングの練習もしよう。


彫金、鍛金の練習もやりたいけどワックスでも作りたいからこっちの練習もしよう。




ワックスの板に石乗せてサイドにワックスを盛っていき、ヤスリで削っていく。


難しいねぇ、力入れすぎてすぐポッキリいって、何度も作り直した。

ワックスに気泡が入ってたりと四苦八苦。


ワックスモデリングが出来れば作れるものも増えるからこっちも頑張らねば。


誰かワックスモデリングの知識をオラに分けてくれ!(笑)



やあ、みんな。ごきげんよう。

イロイロあって気がついたら更新が4年くらいストップしていた件、申し訳ない。


異動があったり、初めての業務に四苦八苦したりしていたらあっという間に時が過ぎていたよ。


ここ最近ではさらに激務と引っ越しで体調を崩し、挙げ句コロナにかかって起き上がれないほど体力低下してペンチすら握れない日々が続いていました。

一時期握力が50kgから20kgまで落ち込んだり体重が10kg落ちて筋力低下したりで何するにも大変でした・・・


コロナ回復してようやっと落ち着いて筋トレやらなんやらやってようやく日常生活が送れる程度に戻ってきたのでジュエリー作りを再開しようと思います。


そんなわけで、買うだけ買って放置してしまっていたものどもを引っ張り出して製作開始。

今回は丸棒の槌目模様バングルを作るよ。

コモキンさんで買った直径2ミリの丸線を使うよ。
材質はSilver950

買ったやつは焼きなまし加工がされてなくてめちゃくちゃ硬いので焼きなましをやってく。
難しいことはない。ただバーナーで銀線が赤くなるまで炙っていくだけ。ほんのりオレンジになるくらいでいい。やり過ぎると溶けてメルトダウンしてしまい、せっかくの長物銀線がインゴットになってしまう。

コモキンさんでは金属素材を購入前に焼きなまし加工をやってくれるみたいだけど、加工料取られるので自分でやります。

メルトダウンしてインゴットになったら・・・その時はハンマーで叩いて伸ばして焼きなまして叩いてを繰り返して銀線にするしかないね。

それも練習だと思えばレベルアップしていきます。
ハンマーの振りかたとか、どのくらい叩いたら加工硬化するとか、やり過ぎると金属疲労で割れるとか。
レベリングだと思って無心にやりましょう。

横道逸れましたが、焼きなましが終わったら水に入れて冷やします。
めちゃくちゃあちーのでピンセットで持って水の中に入れます。
火のそばに水の入った容器を用意しておく事をオススメする。
これで焼きなまし完了。

写真撮り忘れてしまいましたが、酸洗いをすると銀線の表面の酸化皮膜が溶けて白くなる。

後は使いたい分を切りだしていく。

ニッパーでやれば一瞬何だけど、今回は糸ノコの練習したかったので糸ノコで切っていくよ。
次からはニッパーでやる。

んで、トンテンカンと丸棒をハンマーで叩いて槌目模様付けて、端っこを平たく加工。
手触り悪いところはヤスリがけ。
最後に研磨。

後はグイッと手首の形に合うように曲げて


完成。・・・ではない。
刻印をまだしてないのだ。
Silver950の刻印てあんまり売ってなくて買えていないのだ・・・購入次第、刻印して販売してみたい。
売るとしたらBASEで売るかな。

今回作った物のスペック
材質:Silver950 φ2mm
長さ:約12mm
開口部:約41mm
最大幅:約62mm
表面仕上:鏡面仕上げ

製作にかかった材料費やら加工費を考えると、売るとしたら3500円くらいかなぁ。

端っこ平らにしないパターンも作って見ようかな。

サイズ展開もしていくよ!
サイズ展開はこんなのを予定
SS:小柄な女性用←今回作ったのはこれ
S:女性用
M:女性用・男性用
L:男性用

売れるといいなぁ。
欲しい人居たら買ってくれ!


では、これくらいにして今日の製作は終了。