Atelie cresent moonのブログ -2ページ目

Atelie cresent moonのブログ

天然石を削り、磨いてシルバー、ゴールドでジュエリーを作るブログ

届きましたよ、刻印タガネ。


ようやっと打てるって思ったんだが、これよく見たらどうやって打つねんって。


これが刻印タガネの頭



これにハンマー下ろすんか?て位尖っとる。

調べたらどうやら刻印器が必要らしい。

刻印器に刻印タガネセットしてレバーでグイッと押し込んで打つんだそうだ。


手で押し込んでやる為のホルダー?もあるみたい。

どっちも結構なお値段よ・・・

レバー式刻印器は47000円、ホルダーは4000円。


これはもう100均のハンマー買ってきてコンコンいくしかない。



右が刻印タガネ、左が見ての通りのハンマー


早速打っていく!


おわかり頂けるだろうか・・・
上がシルバー、下が見づらいけど950となってます。
ちなみに文字幅0.6mm!こまけー!買ったの自分だけど(笑)

このAカン打つまでに銀クズに何回打ったことか。
打込み過ぎて文字潰れ、打たなすぎて文字カスレ・・・

とりあえず作品にしたかったAカンには打てたので後は磨いてミャンマー翡翠に付けるだけですね。

何事も初めては疲れる。
今日はこの辺でおしまい。

テクスチャーハンマーでどんな叩き方したらどんな模様が出るのか色々やってたんだが、ついにやっちまった。


指をぶっ叩いちまった。

小さいものを叩くとよくやるが、割りと強めで叩いたもんだから、親指の爪が抉れた。


すぐハンマーを引き上げたから指がスプラッターにならずに済んだが、叩いた事実は変わらず指がジンジン痛む。


今日はもう彫金は無理ね・・・

ワックスやるは

槌目模様の銀丸棒を都度作っていては時間がかかるなと、ふと思って0.9mばかし叩いてみた。


アンビルの上には変わりますのハギレを敷いてやってるから、アンビル由来のキズはつかない!

素晴らしい・・・



エンドレストンテンカン、向きを変え強弱を変えて全面に打ち込んでいく。
叩いて行くと反ってくるからひっくり返して木槌で叩いて真っ直ぐにしてをひたすら繰り返し繰り返す。

叩いていると段々鈍い音から高音の、甲高い音に変わってくる。
金属が硬くなってきた証拠だ。このまま叩いたり曲げたりをするとポッキリと折れてしまう。
金属疲労というやつだ。

なので、ある程度やったら焼きなましが必要になってくる。


長いのでコイル状に巻いて・・・


ファイアー!


炙っていくと、段々柔らかくなってきて


この通り、ペタンコである。
後は冷水でジュッと冷やせば焼きなまし完了。
これだけで2時間か、仕事後にやるとなるとこれが限界だ。

こっからチェーンを作るのもよし、バングルにするのもよし。色々と効率よく作れそうだ。

防音性の高いマンソンとはいえ甲高い音は近所迷惑になるので、後の時間はワックスモデリングで石枠を量産せねば。

量産っても、既製品の石を買ってきてるわけでは無いから1点1点作らないといけないんだけどね。

950が刻印出来るタガネは持ってたんだが、肝心のSV(シルバーの略)のタガネは持っていなくて、品位→950は分かっても、材質がわからん状態でどうしたもんかと・・・


で、コモキンさんでようやく見つけました。

SVのタガネ。しかしながら困ったことに、0.8mmでした。

950のタガネは0.6mmなので、明らかに見た目がかわります。

どうせ見えないところに打つのだから関係ないのだけど、なんか嫌なので仕方なくSVの0.8mmではなくsilverの0.6mmにしました。


届いたら失敗してゴミにしたシルバーに打ち込んでみようと思う。


早く届かないかなぁ。


しかし、コモキンさんよ。

代金引換しかしてないってなにさ。

普段からカード決済だから持ち合わせが無くて、急いで現金引き出してきたぞ。

だいぶ前に研磨していたミャンマー産の翡翠にバチカンをつけようと思って市販品のをいくつか買ったんだが、石が分厚く大きいせいか、全く合うものが無かったので今回はバチカンを作ってみました。



端材の長さがそこそこあったので、槌目模様付けて焼きなまし。で、要らん所をカット。


翡翠に合う長さに丸棒をカット。


いい感じの幅になりました。


で、ロー付けてすよ。
バチカン作りは初めてだったんで、うまくいくかドキドキしましたが、どうやら上手いこといったようです。


しっかりロー付けできているでしょう?
て思っとったら反対の面が若干溶けてほんのり溶着しとった。力加えてやったらすぐ剥がれたからよかったが、焦ったわぁ・・・

後はバリ落としたり角落としたり磨いたりしてこの通り。





手間はかかるけど無かったら作ればええねん。