いつもご訪問下さり どうもありがとうございます(=^ェ^=)
パソコンに向かうと直ぐに眠くなってしまい、なかなかブログが進まずでした・・
11日に行って来ました、内科・リウマチ・膠原病クリックへ。
血液検査の結果、指標となる下の全ての項目において、シェーグレン症候群ではありませんでした。



①抗核抗体(ANA)・・・・基準値(-)のところ
(-)

②抗体価・・・・基準値40未満のところ
40未満

③抗SS-A抗体(CLEIA)・・・・基準値10.0未満のところ
1.0以下

そして、最初の受診日に問診とレントゲンでは違うと言われていたリウマチですが、こちらも血液検査の結果、改めて違う事もはっきりしました

①RF・・・・基準値15のところ
14

②抗CCR抗体・・・・基準値4.5未満のところ
0.5以下

①が14と基準値に近くて一瞬ビックリしたのですが、②の項目と合わせて見るそうで、どちらも基準値以下なのでリウマチではないとの事で安心しました。



どちらも違って、素直に良かった
と思いました。


これ以上、新たな病名が加わり、新たな治療が増え、色々な症状で悩みたくはありません



けれど、乾燥を感じなくなった訳ではなく、乾燥で誘発される様な咳も相変わらずです・・・

少し汚い話になってしまいますが、うがいや歯磨きをする時、口の中の唾液を出そうとしても、ネバネバと粘着力が強過ぎて、全然、口から出てこない感じです。

ドクターには、乳がん治療で放射線をした事、喉が乾燥で張り付きそうな事、耳鼻咽喉科で唾液が出ていなくてベタベタしていると言われた事、乾燥感によって咳が誘発される感じがある事、咳でずっと悩んでいる事、漢方薬の麦門冬湯を飲んでいる事等を伝えました。
私:「シェーグレン症候群と病名が付かないと、唾液が出やすくする薬などの処方はして貰えないものなのでしょうか?」
ドクター:「それで辛いのならば、処方は出来ますよ。」
私:「唾液が出て喉まで潤う事は期待できますか??」
ドクター:「改善されるかどうか、試してみるというのも良いかもしれませんね。」
処方して貰ったのは、唾液を出しやすくする飲む薬の『サリグレンカプセル』
。

同じ病院に通院している乳がん仲間がいるのですが、彼女は少し前に、血液検査で膠原病の抗体がある事が判明しました。
彼女は私の様な咳は出ませんが、体全身の痛みと口内の乾燥も少しあるそうです。彼女から薬の存在は聞いていたので、私も同じのを使ってみたいと思っていたのです。
サリグレンカプセルは一日3回食後に飲むという事ですが、漢方薬の麦門冬湯も飲んでいるので、夜の1回だけにしてみる事にしました。
1日の量を増やすのは問題がありますが、減らすには大丈夫との事なので、これで様子を見てみようと思います。

人工唾液のスプレーはほんの少し甘い味が付いていますが、美味しくはないです。

どこかのサイトに、冷やすと味が気にならないと書いてあったので冷やしたら、確かに少し気にならなくなりました。

受診前には唾液がどのくらい出ているか、唾液テストみたいなのをしたいと思っていましたが、初日に看護師さんに伝えた後は、私もすっかり忘れてしまっていて、結局、テストはしていません。
シェーグレン症候群ではなかったけれど、それではこの乾燥感は何なのか?乾燥によって誘発される様な咳も、本当は何なのか?がまだ解決されていませんが、処方された薬によって自覚症状がどの様に変化があるか、今後も観察していきたいと思います。

先程の乳がん仲間の膠原病の話に戻りますが、彼女は身体のあちこちの痛みがずっとあったそうです。
乳腺外科のドクターからは、ホルモン療法の影響だとずっと言われていたそうですが、あまりに全身が痛くて耐えられなく、精神的にも参ってしまい、緩和ケア受診してみたり、痛み止めを処方して貰ったりしていました。
それでもその痛みに「何か変だ!」と思うようになり、それがきっかけで、緩和ケアのドクターに、今回の「内科・リウマチ・膠原病クリニック」を紹介して貰って受診したそうです。
そして血液検査の結果、膠原病の抗体反応があったという事です。
私も彼女のその話を聞いていたので、今回、手の強張りや関節痛がホルモン療法以外からくる事もあるかもしれない・・・そして、口の中の乾燥も膠原病からくるシェーグレン症候群なのではないかという不安も膨らみ、それで受診したという経緯になります。
口の中の乾燥は、たまたま4月下旬に喉が痛くて受診した耳鼻咽喉科のドクターに見つけて貰ったのです。
「喉は全然赤くもなくて薬も必要ないけれど、唾液が出ていなくて、口の中がベトベトだよ!」と。
それまで口の中が乾燥しているという自覚がなかったのです。
でも指摘されると、先程も言った様に、唾もドロドロしていて、なかなか口から吐き出せない事に気付きました。
ホルモン療法をしなくても更年期の年齢だし、ホルモン療法で更に老年期になり、そうなると、普通でも唾液の量が少なくなったり、皮膚の乾燥もあって当然ではあるのですけれどね。
けれど、ネットで色々と見ていたら、新潟大学歯科学総合病院 歯科放射線科のDr.勝良 剛詞が研究代表者として、『がん治療における口腔支持療法のための 口腔乾燥症対応マニュアル』というのを見つけました。
共同研究者には群馬県立ガンセンター、国立がん研究センター中央病院、宮城県立がんセンター、国立がん研究センター東病院、がん研究会有明病院、神奈川県立がんセンター、静岡県立がんセンター等、それぞれの歯科のドクターの名前がマニュアルの最終ページに載っていました。
よろしければ参考にしてみて下さい!
初版発行が2019年1月31日となっていたので、がん治療における、口腔の乾燥の事は、案外、ないがしろにされていたのかな?と感じたりしています。
自覚症状がなくても、口の中が乾燥している人は意外と多いのかもしれません。
その中でも気になった項目があり、がん治療関連薬剤で、口腔乾燥、口渇の副作用のある薬が結構ある・・・という事です

その中の一部ですが、私が聞いた事がある薬だけでもこんなにありました。

アブラキサン、タキソテール、ハラベェン、ゼローダ、パージェタ、アフィニトール、ハーセプチン、イレッサ、キイトルーダ、オプジーボ、オキシコンチン、オキノーム、トラムセット配合錠、ソセゴン注射液、ポンタールシロップ、ロキソニン錠・・・等々。
この中で私で私が使った事があるのは、乳がんの放射線治療中に喉の火傷の痛みを取るのに処方された「ポンタールシロップ」。(全然効かなかったけれどね
)

乳がん以外で、以前、手術の時の麻酔時に使った「ソセゴン注射液」。
よく頭痛などの鎮痛に処方される「ロキソニン錠」などもあります。私は胃に直ぐくるので、カロナールを処方して貰っていますが。
副作用は誰にでも出るものではなくて、出ない人もいますし、ここに書いていない薬でも、もしかしたら副作用が出る薬もあるかもしれませんよね

私もこの唾液が出なかったり、口腔が乾燥するのも、何かの薬の副作用なのかもしれませんし、前にもブログに書いた、放射線治療の後遺症もあるのではないかと思えてきました。

もし、ブロ友さんの中にも気になる症状があって、ホルモン療法やその他の薬の影響のだと思っていたら、もしかしたら、薬の副作用だったり、何か他の病気が隠れているという可能性もないとは言えないかもしれません。
身体の不調を気にし過ぎるのも精神的に疲れてしまいますが、自分の身体の不調とちゃんと向き合うのも大切な事なのだと、乳がん仲間の話を通して感じました。
今回、私も受診して不安が一つ解消されてスッキリしています。
