5月の風にも湿りけがでてきましたね。
白いよい匂いがする花も咲き、
これで不如帰が鳴いたら、
梅雨がすぐそこまできているということです。
まだ途中ですが、
ガラスの花瓶にいけた
今年はじめてのベランダの薔薇を描いてみました。
白が基調の薔薇で、
さいしょは中心がピンク、
咲くにつれて緑っぽくなっていきます。
本物そっくりであることと、美しさのかねあいが
どうもよくわからなくなってしまったので
ボタニカルアートのように写実的であることを
ちょっと置いておいて、
おもいきって、
きれいとおもう色を感じたままに
紙にのせていきました。
まだ途中ですが、
私なりの作品といえるでしょう。
満足です。
あ、でも、写真をなぞって、トレーシングペーパーで模写したので
線はわたしのものではないですよ。
色をとにかくはやく塗ってみたかったから。
こんどはデッサンもじぶんでやって
ほんとうのオリジナルがどうなるのか見てみないとね。^^
大切なことを話す、遠いところにいる友と
さいきんメールで対話しているのですが、
昨年くらいから、だんだん自分のなかで
固まってきたことがあります。
何を美しいとおもうのかが、
わたしを形づくり、
そして立ち位置を
決めるんだなぁ、ってこと。
人によって美しいの基準はちがうし、
「美しい」によって人生が導かれる人ばかりじゃないかも
しれないし、
ときに、トゥマッチの美しさは
逃避とつながっちゃうかもしれないれど、
わたしの場合、ボタニカルに限らず、
いままでは、「正しい」にこだわって
なんかちょっと焦点がずれて空回りしていたのかもしれない。
正しければ、なんとなく頭を納得させる整合性はあるけど、
きもちや体を、おきざりにしていたかもしれない。
美しいとおもう感性に、まちがいはない。
わたし自身の羅針盤を大切にしないとね。^^