皆さん、こんにちは。
ベトナムについて、まずは腹ごしらえ、ということで
フォーをいただいたところまで前回書きました。
その後、向かったのは、ミーソン遺跡。
晴れているとこんな風に見えるそう。
ミーソンとは美しい山のこと。
このチケットに映っている大きな山は
大きな祭壇の1つと考えられていると教えてもらいました。
このミーソン遺跡は昔々、チャンパ王国が栄えた土地で
ヒンズー教の建物や祭壇が残されている、聖地と言われています。
王国衰退後、山奥にあるものだから、しばらく存在を忘れられていらそうなんですが
フランスの植民地時代に発見されて、少しずつ研究が進められているそう。
2019年以降、観光地として整備され始め、最近また観光客が増えてきたそうです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231231/08/herbal-colors/05/f1/j/o0810108015383703515.jpg?caw=800)
チケットを買うとすぐこんなアーチがあり、写真撮影スポットのようで
沢山の方が足を止めて写真を撮っていました。
ここでインドの方を見たので、ガイドさんに
「ヒンズー教の聖地と言われているなら、インドの方が沢山来ているんですか?」
と聞いたら
インドの旅行者の方はもちろんのこと、
遺跡の研究のためインドの方が沢山来ていることを教えてもらいました。
そんなアーチからしばらく歩くと、10人くらい乗れるカートが待っていて
5分?10分くらいそのカートに揺られて進んでいきます。
結構スピードが出るので、帽子を飛ばされないよう気を付けてね、とガイドさん。
カートから降りたら、さっそく散策です。
途中、こんな感じの看板をいくつか見ました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231231/08/herbal-colors/f9/a1/j/o0810108015383703525.jpg?caw=800)
CHU Y
これはチュイと読むそうで、日本語の注意と同じ意味で
ベトナム語には日本語と同じ音と意味の言葉がいくつかあるんですよ、と教えてもらいました。
あいにくの雨で色合いがいまいちですが
遺跡の一番の見どころに到着。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231231/08/herbal-colors/c2/6a/j/o1080081015383703535.jpg?caw=800)
左から右へ3列の建物があって
右に行くにつれ技術が向上し、建物の装飾などが立派になっていきます。
一番歴史の古い建物は歴史的にも貴重なレンガでできていて
どんなの時間がたっても鮮やかな色を残していると言っていました。
そして、レンガ同士をどうやってくっつけたのかは謎のまま。
写真撮り忘れたのが残念…
確かに修復された部分より綺麗な色で残っていたし
ぴったりレンガ同士はくっついているものの、何か間に挟まっている感じはなく
昔の方々の技術の高さを感じました。
ヒンズー教の祭壇はどれも作りが同じで
3つの建物が連なっていて、西向き、お供え物を置くところ、祭壇、祈りをささげる所
と分けられているんだそう。
ここを行ったり来たりして、心身を清め、神様のことだけを考えて、祈りに入るんだそうです。
確かに、マレーシアでヒンズー教寺院に行った時も
寺院の中に建物というか区切りというかあった気がする…
でもうろ覚えなので、また今度行ったら、ちゃんと見てこようと思いました。
そしてこれが一番新しい建物で、彫刻が綺麗に施されているもの。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231231/08/herbal-colors/3b/40/j/o0810108015383703544.jpg?caw=800)
ガイドさんのお話によると、昔は入れた建物も多かったけど
だんだん建物が傾き始めていて、入れなくなってしまった建物が増えてきたんだそう。
ベトナムには地震はないけれど、もしあったら、一発で崩れます。
入れるうちに来られて良かったですね、と言っていました。
建物の中は、真っ暗だったので写真はないんですが
建物のの地上に近い部分の壁のは厚さ60㎝
屋根に向かっていくにつれて壁が厚くなり
最大3mという作りになっている
いったいどうやって作られたのか解明されていないお部屋にも入ることができました。
遺跡のほか、チャンパ王国の踊りと音楽の舞台も見ることができました。
伝統的な舞踊とか音楽って独特の雰囲気がありますよね。
見入って写真も動画も取れませんでしたが
とても良い経験になりました。
ダナンのベストシーズンは2月3月。
またその時にこれたら、見え方も変わるそう。
ご興味ある方は、是非!