ここは、ギリシャのデルフォイという場所。
デルフォイは、古代社会で世界の中心となされていました。
これは、デルフォイでよく見かける柱。
この渦が、
とても大切なシンボルだったそうです。
今日は、デルフォイの博物館の内部を紹介します。
デルフォイとは、
デルフォイの神託という言葉で有名ですが、
巫女や神官の住まう場所であり、神殿世界が築かれていました。
デルフォイの遺跡は山奥のその山奥にあります。
博物館は、遺跡のすぐ横にあります。
山からもってきた遺跡の保管場所としても使われています。
こういった像がたくさん、柱の上にのっていました。
古い時代の柱には、
やっぱり渦が描かれています。
渦は、女性性の象徴ですから、
女性性をとても大切にした社会が築かれていたことがわかります。
身分の高い人の装飾です。
平安時代の雰囲気にそっくりで、驚きます。
ここにのっている紋は、
天皇家の紋章:十六菊花紋にそっくりです。
古代エジプトの紋章もそうですが、
シュメールからの流れがつながっていることを、改めて実感しました。
菊は、太陽たとえられることが多いですが、
古代ギリシャでも、菊科の植物を神聖視していたと聞きました。
これは今でいう巫女たちの像。
踊っている姿です。
奥に見える大きな壷は、
アロマテラピーに使用していたそうです。
ヨーロッパで現存する最古のアロマ用グッズだと思います。
シュメールの遺跡からは、
ハーブの名前がいくつかのっている石碑が発見されています。
ハーブについての知識や叡智も、シュメールから流れてきていると感じました。
粘土で作った女性の像です。豊穣の女神に奉げたものでしょうか。
とてもあたたかみがあって、みているだけで幸せになります。
馬たち。
この像をみていると馬たちが、
いかにデルフォイで愛されていたかを感じます。
羽が生えた女性たち。
ここデルフォイの博物館では、
この馬や女性の像が一番ぐっときました。