立春を過ぎましたが、まだまだ寒いですね。
気温の低いこの時季は
ベニバナ染めが似合います。
古くから日本で使われてきた
心身ともに温めてくれるハーブです![]()
お鍋にぎっしりの花びらから
まず、水溶性の黄色い色素を取り出して
その後、アルカリ性にして赤色の色素を抽出します。
絹も木綿も桃色になりました![]()
布が色素を吸収していく様は面白いですね![]()
作業はちょっと大変ですが
春らしい色に心が躍ります![]()
ご要望があればベニバナ染めワークショップも開催したいと思っています![]()
少し前になりますが
多摩森林科学園に
キジョランを観に行きました。
ちょうど種子ががふわふわと舞っていました![]()
キジョランはガガイモの仲間で
種子に付いている綿毛は種髪と呼ばれます。
フワフワの種髪で風に乗って旅立つのですね![]()
この種髪を鬼女の白髪に見立て
鬼女蘭という名前がつけられたそうです。
キジョランをじっくり観察していると…
丸い穴のあいた葉が見つかります。
裏返して見ると
きれいな円形に切り取られて
その周囲が白っぽくなっているのがわかります。
キジョランは渡りをする蝶として有名な
アサギマダラの食草です。
きれいな円を描いて食べていたのは
アサギマダラの幼虫なのでした![]()
幼虫がまず、葉に円形の切れ目を入れると
白い乳液がしみ出します。
こうして、キジョランの持つアルカロイドなどの有毒成分を
抜いているのだそうです![]()
その後、毒の減った中央部分を食べます。
いました![]()
アサギマダラの幼虫発見![]()
ニャッキ みたい![]()
小さいのにカラフルで可愛いなぁ♡
最近はずっと、このガガイモの仲間が気になっています![]()
夏の終わりに咲くガガイモの花が愛らしくて…!!
色も形もきれいだな〜と思います。
果実は大きく舟形に裂け
やはり種髪を持つ種子が飛び出します。
薬の神様として知られる
少彦名神(スクナヒコナノミコト)は
このガガイモの実の舟に乗り
常世国(トコヨノクニ)から駆けつけたと伝えられています。
日本のハーブセラピストにも登場しますね!
*一口メモ
ガガイモの仲間はDNA鑑定後キョウチクトウ科になりました。
キョウチクトウの仲間はアルカロイドや強心配糖体などの有毒成分を持つものが多いです。
日本のハーブセラピストでも学びますね。
森林科学園では
他にも色々な果実や種子を楽しみました。
↑ボタンヅルの種子です。
種髪が光に透けて美しい![]()
↑ヤブコウジの果実
↑ヘラノキ(シナノキ科)
苞が翼になる果実
↑リュウノヒゲ(ジャノヒゲ)の種子
根は生薬の麦門冬です。
宝石のように輝いていました![]()
薬香草園ではスノードロップが顔を出し
春の兆しが感じられるようになりました![]()
この時季、エリカ(ヒース)は満開で↓
今、マヌカの花がきれいに咲いています♡↓
先日、今期のメディカルハーブコーディネーター講座が修了しました。
今回も熱心で素敵な皆さまと、とても良い時間をご一緒することができました。
試飲のときもじっくりとハーブのエネルギーを感じていらしたり
すぐにハーブを実生活に生かして
体調の変化を実感されている方も!
皆さまの素直な反応やご質問が嬉しかったです。
本当にありがとうございました。
今後のご活躍を期待しています![]()
(試験後にはご一報くださいませ〜)
薬香草園で植物を感じながら
学びの場に参加できることは幸せです。
成分でも作用でもなく
まずは植物そのものに出会い
向き合う。
そうでないといつまでたっても
しっくり来ないことがあると思います。
この春から始まります
日本のハーブセラピスト講座。
内容がてんこもりで時間が足りなくなりそうですが…
テーマとしてはとことん面白いのです![]()
よろしかったらぜひ!いらしてください。
どうぞよろしくお願いいたします。













