昨年の引越しの際、釣り道具をドサ、ドサッと物置にいれたままで、まだ細かいところまで整理整頓ができていない。

先日はフラシ入れから仕掛け巻きが3組出てきて唖然とした。あれだけ探したのに見つからなかったのも十分頷ける。現場での6Sができていないと文句を言っても、当の本人がこれでは締まらない。

 

昨日の記事を書くこともあって、久々に持っているウキを整理した。ウキケースの容量と相談しながら、これからのシーズンに向けて入れ替えをして竿ケースとバックにしまう。一段落ついたところで、収納ケースから古いウキケースを取り出し、1本づつ取り出して机の上に並べてみる。

 

 

昨年の3月、悩んだ末に小春を2本入手し、嬉しさのあまり記事にした。

 

こうなると、もうダメで歯止めが効かない。会社からの帰りに釣具屋に行くと中古ウキを漁り、目に付くと手に取って眺め、いそいそとレジに向かってしまう。釣具屋に行く機会はかなり減ったのだが意外と増えた。


(右から4番目が初めて入手したもの)

トップの太さや足の長さがマチマチだが、こうやって写真に撮ってみると結構良い。


昔、近所の釣具屋で魚風さんのウキの話をしたら、総塗りのウキは素材や加工の質を隠すので好きではない、といったことを言われたことがある。ウキを商品として見ると納得がいく説明だが、昔から今に至るまで研ぎ出しの模様が好きだ。その一方で、黒一色やマジョーラ仕上げは好みでないのは、小さい頃に手に入れたかった小春への想いが反映されているのだろう。そういえば、ウズラ塗りの握りが好きなのも小春の影響かもしれない。

 

それにしても、こうやって眺めてみると、次は同じ設計コンセプトのものを揃えたくなってくる。それが叶ったら、やっと実釣に移れるだろう。

 

いや、使うかなぁ。う~ん。収集癖はあっても、道具はつかってナンボという自分にしては珍しい悩みだ。


それでは、また