先日、椎の木湖で開催された、マルキュー主催の「チョーチン王座」大会に参戦してみた。
朝から結構な雨の中、200名以上の方々がズラリとならび・・・
自分は第5ブロック
三号桟橋の一番手前・・・
雨の中で6:45スタート
時報と同時に一斉にスタートという独特の緊張感。
同ブロックの皆さんは、8尺、9尺の短竿が多かったが、自分は少し長めの11尺でスタートしてみた。
アタリだしはブロック内でも早い方だったと思う。
立て続けに3つくらい釣れて、いい感じだったのだが・・・・
前半戦終了前はカラツンがどうしても攻略できず、結局4つで前半終了。
後半戦は、9尺、そして8尺と少しずつ短くしていったのだが、午後からは特にカラ、スレが攻略できず、数が伸ばせないまま、結局7個で、ブロックのメンバー13人中下から数えたほうが早い9位
お隣さんも確かにカラは食らっていたけど、後半2時間くらいはきちんとクワセて仕留める感じが続き、堂々の一位。自分とは9個さかぁ。
大会はブロック分けされているので、基本的に同じゾーンでの勝負。そして今回はチョーチン両ダンゴ縛りということで釣り方も同じ。つまり、桟橋の奥の方が魚がいて有利だったとか、ホタが良かったとか、ヒゲが良かったとか、釣座や釣り方で差が出るということはない。
つまり、同じエリアで、同じ釣り方で競うわけなので、純粋に釣りが上手い、釣りが下手という実力が見えてしまうということで、その中で、9/13ということは、自分の実力はまだまだその程度ということだ。
同じ釣り方とはいえ、エサの配合、そしてエサのタッチ、ハリの重さや、ハリスの長さなど、技術のディテールを結集させて、食い気がある強いヘラをタナに集める技術で大きな差がつくもので。
自分の経験不足をあらためて再認識。
試合の後は、もっとああすれば良かったとか、こうすれば良かったとか、後悔の念ばかりが残る感じで、忸怩たる思いではあるが、大会の試合というのはそういうものなのだろう。
そういう積み重ねを何年も経験してきているヘラ師の皆さんと対峙するわけなので、初出場の自分がブロックの中で一位になり、予選抜け出来るほど甘いものではない。一位の方とは9枚の差でも
ああすればよかった、こうすればよかった、その一つ一つが自分の中のノウハウの幅を広げていくと信じ、来年の大会に生かせるようにしないといけないね。
いい経験をさせて頂きました。