人生初のヘラブナポイントで初心に帰る! | 僕のヘラブナ物語 2023年リスタート編!

僕のヘラブナ物語 2023年リスタート編!

高みが全く見えないプロの技術
底知れぬ奥の深さ、そして高い競技性、それが面白い!
最初は参加する試合で負け続け、悔しくてたまらないから、練習を重ねる。
まさに【大人の部活】!そんな物語を記録していくブログです。

台風の影響からの結構な雨のあと、雨が降ったら巨大ベラが集結するいつもの印旛水系ポイントへ!

 

 

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全然釣れない汗うさぎ

 

魚が入っていないのが一目瞭然。

あの雨の後でも入らないということは、このポイントもいよいよシーズンオフかな?

 

折角有給とったのに、釣れないポイントで時間を無駄にしても勿体ないと思い、早々に切り上げて移動。日曜日の例会会場の富堰で試釣でもと思ったが、

 

「増水ポイント」をふと思い出し・・・


同じく印旛水系の鹿島川、竜神橋横の支流、通称「ホソ」に来てみた。ノッコミポイントで人気だが、ノッコミじゃなくても、増水したら、鹿島川のヘラがどんどん入ってくる細い水路。

 

 

そして、この場所は自分にとっては思い出の場所・・・

 

ここは、人生初のヘラブナを釣ったポイントだクラッカー

 

 

令和2年6月20日かぁ。あの時の感動は今でも鮮明。

 

ウキは釣りを教えてくれた新川の常連さんにもらったもので、唯一の一本。その一本しかなかったので、底釣り用なのか、宙釣り用なにかも分からず使っていた。三つ又のサルカンでハリスの長さも適当。

 

クーラーボックスの上にすのこを敷いてその上にまたがり、エサは野釣りグルテンのダントツ。赤みがかかったグルテンで、適当につけていたなぁ。

 

コマブばかりだったけど、チャカチャカ釣れて、そのポイントの常連さんが「よくウキが動くねー」などと言いながら後ろで見てきた。その時、急にデカい魚がかかって、底が50㎝くらいしかないので、一気に沖走りして、両手で竿を握ってふんばっていたら、常連さんが「お兄さん、それヘラだよ!」って叫んで・・・

 

釣れた魚は、真っ黒のコマブではなく、銀色に光るヘラブナで、「ヘラってこんなにキレイなんだー」と思ってマジマジと眺めてしまっていた。同行していた父にも「やった、ヘラ釣れたよ」と子供のように見せにいったのを思い出す。

 

そんなポイントに数年ぶりにきてみた。

 

少し増水して、底まで70㎝くらいか。

 

他に誰もいないので、魚がいるかどうかも分からず、とりあえず、グルテンを打ってみた。

 

最初にウキが動いた時は、ドキドキ・・・

 

でも、釣れるのはやっぱりコマブ。

 

今日はコマブに遊んでもらえばいいかなと思って、誰もいない釣り場でホトトギスの鳴き声を聞きながらおにぎり食って、たまにウツラウツラと居眠りしながら、のんびりとやっていた・・・

 

すると、コマブの大きなあたりから、チクっとした小さな動きに反応してアワセてみたら、急にガツンと沖走りビックリマーク

 

底が浅いもんだから、右に走り、左に走り走る人

 

あの時と同じようなヘラ君登場!!

 

 

33㎝くらいの小さなヘラだけど、傷一つない白銀のキレイなヘラ

 

一人で感動しちゃいましたえーん

 

最初の一枚が令和2年だから、ヘラブナ釣り始めてから4年が経ち、ここ1,2年は管理釣り場での例会やトーナメントの大会に参加するようになり、限られた時間の中で、如何にして少しでも多く釣るか?周りの人よりも少しでも多く釣るか?そのようなへら釣りの世界にはまっていて、それはそれで否定するものではなく、すごく面白いのだけど、目の前のヘラブナという魚が魚に見えなくなっている、競うための道具に見えてしまっているという感覚も否めない。

 

忘れかけていた目の前の一枚のヘラブナに感動するという感覚、自然の有難みを感じながらヘラブナ釣りをエンジョイするという感覚を思い出した。

 

この33㎝のヘラブナ君は「初心に帰りなさい」ということを教えてくれたのかな?

 

やっぱり、ヘラブナ釣りは面白いものですにっこり