株のリスクヘッジとしての債券運用が難しくなったのを感じています | 裏街道を往く

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 株のリスクヘッジとして、債券もポートフォリオに組み込んだ方がいいと、これまで言われてきた。しかし、このセオリーも、今やぐらつき始めているようだ。今朝、テレビ東京のモーサテを視ていたら、SBIグローバルアセットマネジメントの代表取締役社長の朝倉智也氏が、資産運用のパラダイムシフト、と題して、このところ、従来は株のリスクヘッジと機能してきた債券の役割が崩れかかっている、と述べていた。その象徴的な出来事が、先日の米国のトリプル安だという。米国株安と米国債券安が同時に起き、さらにドル安さえ生じたのだ。昨年末までは、ドル一強状態で、米国に資産が集中したものの、例の現代の暴君による関税の脅かしで、ドルの信用力は大いにぐらついた。その後、市場は、暴君の度重なる変更をTACOと揶揄して、いちいち反応しなくなり、株価は順調に推移している。しかし、ドル債券の入札も好調を取り戻してはいるが、いつ再びドル安のショックが起こるかわからない。

 

僕も、4月の暴落で、含み損がかなりとなり、また円高でドル円が130円台になる不安も高まって、思い切って、インデックス以外のETFや債券を売却した。結果は、130円台の円高にならず、裏目にでて、だいぶ損をしたのだが、前にも書いたように、それまでの不安も霧消して、すっきりして、メンタルが安定した。その後、しばらく、あらたな買い付けもせず、米国市場(今も日本市場にはあまりどうも関心が持てない)や世界の動向に注意を払っていた。結局、恐れた急激な円高が起こらなかったのは、かつてないドル安のためだと分かった。最近また円安傾向になっているが、ドル安がいったん収まってきたためだろう。その証拠に、対ユーロではずっと円安が持続している。

 

これまでは、従来の教科書通り、ドル債券をポートフォリオに組み入れていたのだが、僕個人でも、ドルへの信頼がぐらついてきたのと、債券運用の難しさを考えて、急激な円高の時期以外は、債券には手を出さないと決めた。債券運用は、あくまでも守りの手段であって、株と同じ攻めの手段とすることは危険だと、TLTやEDVのような振れ幅の大きい長期、超長期米国債ETFに手を出して失敗した経験でしっかり学んだ。もし、やるにしても(かなり余裕資金があった場合)、JPSTのような超短期債券ETFに留めよう。

 

上記の朝倉氏は、今後、金やビットコインもポートフォリオに組みこむことが妥当との見解を述べた。これまでは、この両者をポートフォリオに組み入れることなど、まったく考えになかったのだが、今や国際社会の分断が進行している状況や激化しつつある気候変動による農作物・水産物不足、更には顕在化しつつある日本や米国をはじめとする財政危機を考えると、債券に以前のような信用が置けなくなった現在、この両者を安全弁とする必要があると納得した。

 

しかし、ビットコインの方は無知で皆目どういうものか分からないので、当座は手を出さない。金の方は、株や債券のように、容易に運用でき、手数料もリーズナブルなETFや投資信託も出ているので、始めることにした。もうけようとは全く考えていないし、そうした欲は失敗につながる。あくまでも、危機管理の観点から、まさしく安全保険として、始めるのだ。

 

 

 

 今、金価格も一服状態のようです。上記動画は、解説者にとても好感がもてました。

なおpivotチャンネルには金投資の動画が数々出ています。

 

追記 投稿した後、今年に入ってからの金価格の急激な上昇の原因が、具体的によく分かる動画を見つけました。よく言われる中央銀行のよる買いだけではないようです。司会役の女性と、解説者(その筋では著名な人物)は、以前に一緒に御徒町に金現物を買いにいったとのこと、息がぴったり合って、とても見ごたえがあり、中身の濃いものとなっております。今回、金投資を行ったことに自信をつけてくれました。