今日は茨城県にある名門コースを訪問。

今週に入ってから1日毎に変わる天気予報に一喜一憂。

 

2日前にはお日さまマークも顔を出して、安心したのもつかの間、

前日には傘マークへ。

 

しかし、私はかなりの晴れ男。

楽観しながら朝を迎えましたが、予報は正確で、

しっかりとした雨が降っていました。

 

スタート時点ではかなりの雨脚とかなりの風。

プライベートのラウンドなら「中止」という言葉もありうる状況。

 

しかし、めったにプレイできないコース。

もちろん止めるということはありません。

 

しかし、レインウェアを持っていない晴れ男のワタシ。

ウィンドブレーカを羽織ってのスタート。

 

風雨に負けずにティーショットはグッド。

パーオンはなりませんでしたが、無難なボギースタート。

続くパー5もボギーでまとめ、いい感じです。

 

さらに3番のパー4はショットが揃いました。

アゲていたので、ドライバーは200ヤードちょっと。

180ヤードのセカンドはUTで。

 

これがしっかり当たってくれて、右のバンカーの上からドローで戻ってくる惚れ惚れとするナイスショット。

グリーンに上がってみるとピン上2mのベタピン。

 

いきなりのバーディチャンス。

こうなると雨も風も気になりません。

 

慎重にラインを確認し、ナイスストローク。

しかし、わずか一筋外れバーディ逃しのパー。

 

ただ、ショットが良いので気分は悪くありません。

 

しかし、ここから歯車が狂いはじめ、余計な一打が挟まり始め、

4連続ダボ。

 

7番は全く先が見えないパー5。

ティーイングエリアに立った感じでは右ドッグレッグぽかったので、キャディさんに聞いたら、

S字になっているとのこと。

 

ははぁ。これは林がスタイミーにならないところに打たなければ大たたきだな、

と理解はしましたが、右に打たなければならないティーショットを左に曲げ、セカンドは出すだけ。

 

さらに3打目は林が邪魔。キャディさんは右に120ヤード打ってください。

というので、そのとおりにしましたが、まだグリーンまでは程遠し。

 

ようやく開けるところまで来ましたが、ここで5Wを欲張って、チョロ。

80ヤードのアプローチは風に負けてグリーンに届かず。

 

冷静になって振り返ると、ここまで5打を要しています。

トリだけは避けたいけど、この20ヤードのアプローチもやさしくはありません。

狙い所とは違うところに落ちましたが、うまく傾斜が効いてくれて、カップ10cmに寄るナイスアプローチ。

 

なんとかダボで収まりましたが、どうせだったらあのアプローチ、入ってくれればよかったのに。

 

8番のパー3は5番アイアンが当たってくれてナイスオン。

何とかパーを取って若干挽回。

 

9番はボギーの上がりで前半は47(17)。

スコアはそんなに良くはありませんが、何とかこの数字に収めたという感じ。

それにしても噂に違わぬ難コース。

一筋縄ではいきません。

 

お昼は常陸牛のハンバーグをいただきました。

ガーリックソースが絶妙で最高のお味。

あまりに美味しく写真を撮るのを忘れてしまいました。

 

後半はそれほど難しくなさそうなパー5でしたが、途中寄り道をしてまたしても5つ打ってもまだグリーンに届かず。

しかし、ここもアプローチが絶妙で、OKダボ。

ふう。。。

 

その後、ボギー、パーと何とか踏ん張りましたが、

13番でトリを打ってしまい、盛り返せず。

流れを失って、ここからダボペースとなり、

後半は痛恨の51(19)。トータル98(36)と何とか100たたきは免れました。

 

それにしても、難儀でした。

キャディさんが言うところに打てないと、パーはおろかボギーすら怪しくなります。

おまけにグリーンの周囲にはこれでもか、というバンカー群が。

さらに林からせり出した大きな枝が行く手を阻みます。

これが空中のハザードか。

 

とにかくこうしたハザードをどのように避けてグリーンに到達するかが、このコースの難しさでもあり面白さでもあります。

目の錯覚で幻惑されるホールもありました。

井上誠一の設計思想があらゆるところに散りばめられています。

さて、攻略できるかな、と不敵な笑みを浮かべているかのよう。

 

なかなか歯が立ちませんでしたが、時には攻略できた達成感を味わうことができました。

できればまた挑戦させてほしい。

 

グリーンが雨で重かったせいで救われたところもありますが、

技術的な課題も感じました。

 

グリーンから引き算してショットを考えることができているか。

タテ距離を間違えなく打てるか。

風と傾斜による距離の違いを頭に入れてクラブ選択ができているか。

 

やはりゴルフは頭でやるものだな、と痛感した次第。

 

一方で、この難コースでしかも風雨厳しい中、何とか100を切ることができたので、

満足しています。

 

やはりゴルフは難しい。けど、楽しい。

そういうことを感じた一日でした。

 

16番のパー3。グリーンの奥にかすかに海が見えます。

ここはレギュラーティから200ヤードを越える長いホール。

風もアゲており、ドライバーを持ちました。

距離はピッタリでしたが、わずかにグリーンを外しましたが、ナイスな選択でした。

ただ、アプローチが寄らず入らずでボギー…。

こういうバンカーに囲まれているところでピンを狙うのは胆力が必要。

 

なかなかこういうシチュエーションありません。

右側にあるボール2つ。同伴者が入れてしまいましたが、見事1回で脱出成功。

 

ここもすごいバンカー。頭上の松の枝も意地悪して、

こんなところに入ったらどうすればよいか頭を抱えてしまいます。

以下にこういうハザードをすり抜けるか、その戦略が勝負を分けます。

 

 

帰宅後は家族でイタリアンへ。ペペロンチーノはカラスミが入っていて

絶品でした。

 

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