ゴルファーだったら一度はプレイしてみたいであろう、
伊豆のあのコースでラウンドする機会に恵まれました。
前日は伊豆長岡温泉の旅館で、いいお湯と食事を堪能。
朝は雲ひとつない青空。
ただ、予報では風が強い模様です。
コースに着くと、ホテルのエントランスなどから漂うオーラに
早くもノックアウト気味。
ロッカールームにはこのコースを作った大倉喜八郎のクラブが展示。
すごいですね〜。歴史を感じます。
グリーンは11フィートというのを見て、ビビリましたが、
コーライということでそんなに速さを感じませんでした。
ロッカーにシューズが入っていたのも感動。
風は春の暖かさ。寒桜が終わって河津桜?が満開というのだから
東北の人間にはちょっと信じられない。
パターだけ練習しましたが、なれないコーライにちょっと戸惑いが。
1番ホールは海を望む打ち下ろし。
ティーショットは行ってはいけない右方向に。
しかし大事件にならずに、3オン2パットのボギーと無難なスタート。
2番ホールのティーイングエリア。もうこの風景でまいった、という感じです。
前半はパーが2つ取れたけど、ダボが2つでボギーペースの45(15)とかなり上々のデキ。
今日はスルーなのでサンドイッチを軽く食べてハーフターン。
10番は名物のパー3。
左右のバンカーに入れてはいけないし、風も強くなってきたので、
かなり神経を使うショット。
140ヤードだけど大きめの6番アイアンを選択。
これはしっかり当たり、グリーン左端にナイスオン。
長いパットとなりましたが、OKに寄るナイスパー。いいじゃないですか。
その後はボギー2つを挾み、パー、パーと絶好調。
しかも2つともパーオンのパーだから気分がいいことこの上なし。
特に13番は灯台に向けて打っていく絶景コース。
周囲のヤシの木にもテンションが上りますし、広い眺めがまさにリンクスといった趣き。
この灯台はティーを模しているのだとか。ティーショットはいいあたりで250ヤード。
ここからのセカンドもナイスで気持ちの良いパーが取れました。
14番もこの海に浮かんでいるようなグリーンにナイスオンのナイスパー。
奥も即死、左のバンカーも即死というシビれるセカンドを成功させて気分最高でした。
遠くにうっすら見える大島が優しい表情を見せてくれます。
ただ、15番の絶景ホールではセンターより右に打ったつもりのティーショットが右からの風にどんどん流され、海方向へ。
1ペナになったまでは良かったけど、ミスが重なり6オン2パットのダブルパー。
さらに17番、18番ではバンカーの洗礼を受けて、
17番はなんと13。18番はトリの7。
2ホールで20も叩いてしまい、スコア的にはジ・エンド。
後半はまさかの55(17)、トータル100(32)と相成りました。
途中までは80台も伺える素晴らしいプレイだったのですが、15番以降の落とし穴にどっぷりハマってしまいました。
まぁ、これが今の実力というものでしょう。
ただ、コースそのものは流石に素晴らしく、何より海を望む景観が圧倒的。
1930年代に作られたコースは岩盤の上の自然のアンジュレーションがよく効いて、
さらにアリソンさんのバンカーが至るところで口を開けて、非常に戦略性が求められるコース。
風が強いコースなので、砂が重いというか、固くて入れたら最後。
普通のバンカーに比べて難易度3倍という感じでした。
アウトとインの表情も全く違い、アウトは林間コースの趣き、
インはリンクスの趣きをプレイヤーを飽きさせません。
いやー、楽しかったの一言。
ラウンド後、ゆっくりお風呂に浸かり、
その後の懇親では生ビールとすっきり白ワインで喉を潤しました。
身も心もとろけるようなひととき。
私は伝統のビーフカレーを食す。
同伴者はコースの焼印が刻されたオムライスを食す。
ゴルフが趣味で良かった、と心底思えた一日でした。
記念にキャップとマーカーを購入。宝物ですね。
また来る機会があるかどうかわかりませんが、
その日が来ることを心から祈ります。
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