ゴルフ、というと一昔前は「接待」という言葉が付き物でした。
そのため、特にあまりゴルフを好まない人たちの間では、
何となくあまり良くないイメージもあったのではないでしょうか。
最近では、以前ほど「接待」という色合いは薄まってきたような気がしますし、
何より、若い人のゴルフ離れもあったりして、ビジネスマンとゴルフの距離感は変わってきたように感じます。
もっとも、最近では、コロナ禍を契機に再び若者の間でゴルフ人気が高まってきているようですが。
それはさておき、私がゴルフ好きだから言うわけではありませんが、
これほどビジネスと親和性が高いものはない、と感じます。
初対面の人でも、1回一緒にラウンドするだけで、
魔法のように距離感が縮まります。
まぁ、ホールアウト後の懇親も入れると、7〜8時間は一緒にいるわけですからね。
コースでの振る舞いを見ると、その人の人となりもよく分かります。
ゴルフには、いろいろ守るべきマナーがありますが、
そういうことがさりげなくできる人って、できるな、と思いますし、
自分がミスしたときにかけてくれる言葉の気遣いだったり、
逆に、例えばその人が大叩きするなど苦労しても、周りに気を使わせず、
穏やかにプレイできるとか、もちろん、プレイファストだったりとか、
その人の仕事ぶりが伺える所作、行動に触れることも多いです。
特に企業のトップだったり、かなりの地位にいる方は、
同伴者はもちろん、キャディさんやゴルフ場のスタッフにもにこやかに接して、
決して偉そうにしないことが多いように感じます。
自然に身についた品格がそうさせるのでしょう。
私の持論ですが、1回のラウンドは3回の会食、10回の面談より優る、と思います。
かくいう私は、なかなかそのように振る舞えている自信はないのですが、
ゴルフでご一緒する素晴らしいビジネスマンの方々から少しでも多くの学びを得たいと思っています。
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