今日は栃木のゴルフ場に遠征。
昨日からこちらに泊って、半分仕事のラウンドです。
関東地方の太平洋岸は大雨で、こちらも大丈夫かと気になっていましたが、
朝になると、空が明るく何とか天気は持ちそう。
5月には男子プロの試合も開催されたコース。
前日に予習をしたら、「なんじゃこりゃ」というほど、どのホールも池とバンカーがちりばめられています。
5月の試合でも石川遼プロが最終日3回池に入れて優勝を逃したらしい。
さて、朝の練習はパットだけ。
思ったよりグリーンは重い。
やはり昨日までの雨が影響しているのでしょうか。
インスタートの10番は、ティーショットを左に曲げ、セカンドはミスで距離が出ず。
3打目もグリーンを外し、いきなりのピンチ。
しかしこのアプローチがよってくれて、2mのボギーパットが入ってくれて、ボギースタート。
ショットの当たりは良くないけれど、4ホールまでオールボギー。
悪くない感じです。
14番は左右2つのフェアウェイに分かれるユニークなホール。
左は距離が短いけれど、バンカーもあり、池越えのセカンドに精度が要求されるルート。
右は若干距離はあるけれど、ハザード的にはそんなに厳しくないルート。
私は無難な右を選択。
ティーショットは右に出過ぎてラフからのセカンド。140ヤードを8番アイアンで。
これがナイスショットで、パーオンのパー。
今日初めてのパーです。
16番は3打目のグリーン右からのアプローチが厚く入ってしまい、
反対側のバンカーへ。
これはキャディさんから事前に「入れてはいけない」と言われていたあごの深いバンカー。
1回で出せず、2回目も出すだけ。
結局6オン2パットで痛恨のダブルパー。
ここまで、池にもバンカーにも入れずに堪えてきましたが、
16番で洗礼を受けてしまいました。
しかし、17,18番とボギーでまとめ、前半は47(18)と、
初めての難コースにしてはまずまず。
楽しみのランチはビールにおつまみ、そして「冷やしミルク担々麺」を食す。
楽しい会話とともに至福のひと時を過ごします。
さて、後半はアウトコース。
キャディさんによると、インより池やバンカーが効いていて難しいとのこと。
5月の男子プロの試合では、インとアウトを入れ替えて使用したようです。
ちょっと、アルコールが心配でしたが、
1番、2番とボギーで、まずまずの出だし。
しかし、3番のパー4では3打目をバンカーに入れてしまい、
4打目のバンカーショットで乗せられず、トリ。
ここで焦りが出ると、気持ちで負けてしまうので、
アミノバイタルを飲んで一旦リセット。
考えてみると、ちょっと手打ちになっていたようで、肩からの始動を意識してみました。
これが良かったのか、4番から8番はショットがよくなり、パー、パー、ボギー、パー、ボギーと盛り返してきました。
7番はほとんどアイランドグリーンと言って良い池に囲まれたグリーンが待ち受けるパー5。
3打目を左右と奥に外すと池へGOです。
その3打目はフェアウェイからの110ヤード。
頭から池を消して、ショットに集中するのみ。
PWでのショットは当たってくれてグリーン右のラフへ。
とりあえず、池には行かずホッ。
10ヤードのアプローチは52°でチョンと。
1mちょいまで寄せてナイスパー。
ここのパーは嬉しい。
そして、最終の9番は5月の試合でもいろいろなドラマを生み出したホール。
400ヤードのパー4です。
コースの左を這うように池が続いています。
左に曲げたら一巻の終わりのティーショットはちょっと低いボールで、FWセンターへ。
ちょっと、ホッとします。
セカンドは180ヤード。
23°のUTでのショットは当たりは悪くありませんでしたが、
池を意識しすぎたか大きく右へ。
バンカー越えとなるラフからのアプローチ。
しかし、右から左にグリーンが大きく傾斜しているうえに段も付いて、
全体は5面から構成されている難しいグリーン。
右からのボールはちょっと強いと池に一直線となってしまいます。
グリーン面に落とししまうと池まで行く可能性があるので、手前のラフまでキャリ―を抑えたいところ。
しかし、その意識が強すぎて、ラフまで届かずその手前のバンカーへ…。
1ヤード、いや50cmキャリーが足りませんでした。
そして、ここからのバンカーショットも強く入ると、向こうの池まで転がってしまいます。
幸いアゴがほとんどないので、56°で軽くチップショット。
イメージ通りのショットとなり、グリーンエッジに落ちたボールは弱く転がっていき、
段のフチまで止まるかどうか。いいぞ、その段を越えれば。
何とか段を越えるとボールは一気に加速し、
ピンに向かってグングンスピードを上げていきます。
「ステイ!ステイ!」と念じながらボールを見つめました。
ボールはカップを越えて2mでストップ。
この2mが入ればボギーで上がれます。
私の目にはどうみてもフック。
キャディさんは「目が左から来ているので、真っすぐで」と言います。
半信半疑ながら真っすぐ打つと、確かに曲がらずカップに向かっていくボール。
しかし、タッチが弱く、10cm手前で無情に止まるボール。
結局、ダボとなってしまいましたが、
これ以上はない、という納得のプレイができました。
後半は45(16)と上出来のスコア。
トータル92(34)は立派です。
大叩きした3番と16番はバンカーが絡んだミスが響きました。
ただ、キャディさんがいなければ100近くは叩いてたでしょうね。
前半はショットが当たらず、当たらないが故に曲がることもなく、
何とかコース内でプレイができて、アプローチとパターでボギーを拾えました。
後半の途中からショットが当たり出し、
パーが取れるようになったのが良かったです。
グリーンはポテトチップで目も強く、キャディさんがいないとほとんど読めない難易度が高かったです。
良かったのはこれだけ池が多く、狭いコースながらボールをなくすことがなかったこと。
ちょっとうれしい。
それにしても、1ホールたりとも楽なホールがないタフなコースでした。
でも、またやってみたいと思う挑戦意欲を掻き立てるコースでもあります。
帰りは那須塩原の駅前のおそば屋さんで反省会。
天気にも恵まれ、楽しい一日でした。
来週は久しぶりに仙台のホームコースでのラウンド。
楽しみですが、天気がちょっと心配。
最終9番のティーイングエリア。ここからグリーンまで左に池を見ながらのプレイとなり痺れます。
10番のスタート。狭く、池と、バンカーがプレッシャーを与えます。
終盤は青空と陽射しが出てきました。
風は爽やかで至福のラウンドでした。
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