FX エントリータイミング6 -日足トレンド波形との他時間足への落とし込みー | FX放浪記

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これまではショートをしかけるさいに、レジスタンス付近のダブルトップからしかけることを説明してきました。


が、ではどんな時でも、そのタイミングでしかければよいかと言うと必ずしもそうではなく、ここではその事例を紹介したいと思います。


図は日足レベルのチャートの図だと思ってください。




【画像1】


見ての通り、この図は上げトレンドです。二つの頂点でYとXを振ってありますが、この二つの頂点を見た場合にどこでショートをしかけるべきかは簡単だと思います。


当然Yのポイントでショートは逆張りで打つべきですよね(まあ、もっと定石を言うなら、オシメを待ってのロングがもっと定石ですが)。


で、X付近は上げトレンドのチャネルラインの下限付近ですし、この辺りは上げる為のエネルギーがかなり蓄積された場所でもあります。


ちょっと蛇足ですが、上げるためのエネルギーは何かというとショートポジションの数だと思ってください。というのも、トレンドは負け組が作るということらしいので、負け組の損切りがトレンドのエネルギーらしいんですね。


で、このXというポイントではYからXへのAの流れでかなりショートポジションがたまってきてるポイントのはずです。なので、Xからの上げは上げるためのエネルギーが蓄積されている状態。そんな感ぢでは私は見ています。


さて、というわけで、このXというポイントはショートするにはかなり危険なポイント(その一方でトレンドラインが割れれば、ガラも来そうな、ロンガーにも危険なポイント)なわけですが、ここを1時間足でみたりするとこんな感じだったりします。



【画像2】
これは先ほどの画像1の丸印を拡大した画像です、1時間足だと思ってください。

これで見たときにXでダブルボトムをつけて反転してますが、最後のところのレジスタンス付近でダブルトップを作りそうな波形ですよね・・・


で、この流れでダブルトップを作りそうだからと単純にショートをしかけて言うかというと、私の見解ではNOですね。まあ、やるにしてもド短期勝負でしょう(ちなみに私はこの場合のド短期ショートは得意です♡)


理由はさっき言った通りXの付近は上げるエネルギーが大きいため、ショートをするには危険だからです。


1時間足も長い時間足として活用できますが、日足レベルのトレンド状態を確認した上で、相場の高値・安値圏を把握した上で他の長い時間足を活用するようにしないと、気を見て森を見ずのトレードになっちゃいます。


こんな、感じで、日足の流れから今の高値・安値圏を確認したうえで、ロングを狙うか・ショートを狙うかを考えるのも重要な基礎戦略になると思います。