前回の続きです。
今日もお立ち寄り頂き有難うございます。
14日撮影
ホテルのスタッフさんのお手フリに見送られ祖谷渓大橋を渡った先にあるかずら橋夢舞台駐車場へと向かいます。
ホテル後方のイチョウやカエデの紅葉が見事です。
14日撮影
祖谷渓大橋は2006年2月に開通しました。
7日撮影
かずら橋夢舞台駐車場も同時期に開業しました。
秘境の景観が台無しに・・・という意見も目にしますが、個人的には駐車場開業以前の状況を考えると"利用しやすくなった"が率直な感想です。
以前は観光バスから降りたお客さんが道路を横断するため、またバスが路上で停まるスペースや、方向転換で道路を塞ぐこともあったため、渋滞が発生しやすい状況でした。
駐車場も個々の商店ごとに客引きをしていたので、突出して高額な"ぼったくり店"こそ無いとは思いますが、スペースが狭いんじゃないかとか、かずら橋へのアクセスが遠いところしか空いてないんじゃないかとか、なにかと気を遣ったり、時間を無駄に費やしたりでした。
なので仮に環境保護目的のためにマイカー規制を行うにしても、じゃぁどこに駐車場を整備してどこからどこまでを公共の移動手段にするか?ってなったときに、2006年以前から隣接する道路はあった訳だし、"秘境じゃなくなった"とするなら道路が出来てバスなど公共交通も含め、外部から人が出入りする様になった時点で"秘境ではなくなっている"んじゃないかと思います。
7日撮影
こうやってかずら橋を見下ろした時、奥に駐車場や人工的な建物が見えるならそれこそ景観台無しですが、橋の周辺は私が知る限り、永年変わりません。
7日撮影
来る度に変化があるとすれば、お天気とか季節感とか、橋を渡る観光客くらいでしょうか。
7日撮影
渓谷の水量もお天気で結構変わるみたいです。
2009年9月撮影
夏には川に入るこどもたちも。
こちら側から橋を見上げると、夢舞台の建物も見えていますが、あまり気にならない程度だと思いますけど・・・。
7日撮影
阿波名所図會上巻の挿絵が石碑になっています。
7日撮影分
夢舞台の建物から、藍染め?のれんとボンネットバス。
名物の田楽も加えてみました。(合成でね・・・)
お食事処からかずら橋までを5分の動画にしてみました。
お急ぎの方は、歯車マークのアイコンから2倍速再生も出来ます。
4月に乗車した時の車内の動画と、今月録画した動画
動画終盤にはかずら橋を渡る様子もちょっとだけ。かずら橋のスリル、伝わるかなぁ・・・?
14日夕方撮影
かずら橋を出発したバスは再び祖谷渓大橋を渡って戻って来ます。
写真はバスの時間のずっと後で撮ったのでバスは写っていませんが冒頭の、ホテルスタッフが見えていた写真を撮影したのが矢印の場所からになります。山の斜面にも集落が見えるので、ここでボンネットバスを待つのもアリですね。
7日は、バスのかずら橋出発の様子は前をクルマで走りながら撮影(次の動画)。
14日は先回りしてボンネットバスの撮影では"定番"の場所に先回りしました。
14日撮影
こちらです。
一宇変電所上というバス停と国ヶ滝というバス停の間に道路の上に突出した岩があります。
ボンネットバスのパンフレットなどで採用されている場所です。
写真のとおり、離合するのが容易ではない狭い道路が続く県道32号線。ガードレールの下は祖谷渓です。
このため、何度か通ったことはあるのですが、ここで写真を撮るのは初めて。
Googleさんや、7日に通った時のドライブレコーダー映像を見て充分な広さがある場所に駐車して300メートルほど歩きました。
路線バスの時間も予め調べました。
写真で路線バスが居るカーブに
含礫片岩の説明看板が建っています。
昭和23年に県の天然記念物に指定されているそうです。
大歩危からの県道45号線よりも、この辺りから小便岩までの方が秘境感あります。
渓谷沿いの道なので道路ももちろん狭いですし、集落が出来るようなスペースも多くありません。
14日の撮影時には、路線バスの10分程あとにボンネットバスがやってきました。
ちらっ
今度は対向車と鉢合わせになることはありませんでした。
もっともここ以外にも、乗用車同士ですら、どちらかがバックするような場面は沢山ありますけどね。
この場所、撮影向きですが、バスの中からでも岩石突出は見えにくいですし、自分で運転してる時も対向車に注意を向けてるので気付かずに通り過ぎてしまっていました。
紅葉が画面に取り入れられればもっと良かったのですけどね。
ボンネットバスの引退直前になってもっと以前から通ってこことか、紅葉がある場所とかで撮りたかった。とチョットだけ後悔してます。
バスはこのあと渓谷沿いに小便岩へと向かいます。
かずら橋から小便岩までの様子も5分の動画にしました。
お急ぎの方は・・・以下同文。
14日撮影
14日撮影
含礫片岩の撮影ポイント付近でも渓谷美や紅葉、充分堪能出来ます。
路線バスで来て次のバスの時間まで渓谷を見ながら歩くのも良いと思います。
変電所がある「一宇」から約10㎞の「出合」まで地図に出てくる様な分岐路は無く1本道なので迷うことも無いと思います。
14日はこんな写真を撮りながらクルマへ戻って、更にかずら橋方面に戻りました。
バスは予定通りだとかずら橋から20分、13:50頃に小便岩着です。
7日、小便岩のところでフォロワーさんらしき方がボンネットバスのお客さんの中にいらっしゃるのに気付きました。
いつも旅先で「ぬい撮り」されてるので、持ってたぬいぐるみでピンと来ました。
小便小僧さんの周り、結構投げ銭されてる様です。
お気持ちは理解出来るのですが、神社や仏閣じゃないので個人的には控えようと思っています。
カンパ用の募金箱でも設置して路線バスの維持とか環境美化とか目的を明らかにした上でなら、気持ちよく投げ銭出来そうです。
小僧さんも投げ銭拾い集めて駄菓子買いに行く訳にも行きませんやろてね。
駄菓子屋さんまで相当歩かないと、近くに商店ありませんし。
1984年8月撮影
かつては夏でも、少し離れた場所から小便小僧さんの見通しは良かったのですが・・・
7日撮影
今は枝葉のすき間から見える程度。
紅葉の季節はすき間からの撮影もよきよきですけどね。
4月撮影分
この時は小便岩のすぐ前までバスで来ました。雨が降ってたからね。
7日撮影分
お天気の良い日はこちらでバスを降りてバス停1つ分歩く様です。
和の宿 ホテル祖谷
ケーブルカーで渓谷へ降りたところに露天風呂があるホテル
ここのホテルの駐車場にバスを回転させるスペースを確保してもらっているみたいです。
14日はバスがホテル祖谷・小便岩に居る隙に・・・・
14日撮影分
ホテルかずら橋の上に居る(前回のブログ参照)のを見つけたボンネットバスの元へ。
こちらのボンネットバスは四国交通のよりも古いいすゞBX731型。1962年式とのことなので四国交通のBXD30型より4年先輩です。
もと備北バスの廃車体をレストアしたものだそうです。
四国交通の車体は富士重工製ですが、こちらは川崎航空機製の車体。
2003年撮影
2003年頃には営業用ナンバープレートを取得していました。
この頃と比べるとツヤも無くなっていますね。
2003年撮影
こちらはホテルの車庫で四国交通のボンネットバスと顔をあわせていた方のバス。
1967年式で車体は北村製作所製。後ろ姿が特徴的です。
14日撮影
ホテルの上のボンネットバスへの道でこんな素敵なわらぶき屋根のおうちを発見!
ん?そのおうちから何やら小さいおうちが降りて行ってる?
あ、これケーブルカーやん。
民家かと思ったら、コレホテルの露天風呂だわ。
この紅葉と渓谷の対岸の集落の眺め、露天風呂で愉しめるのは最高やないですか。
こんどお風呂だけでも寄りたいですなぁ。
さて、定期観光のボンネットバスもあと1箇所は紅葉ポイントで撮りますよ~
トンネルの先に見える紅葉も
なかなかええんちゃう?
来週の日曜はここで撮ってみる?
なんて残り少ないボンネットバスの撮影ポイントを探しながら・・・
午前中にボンネットバスの後ろ姿を撮影した「道の駅にしいや」付近を見下ろす場所へ戻ってきました。
三脚据えて待ってたら、通り掛かった大阪ナンバーの方に何撮ってるのか訊かれました。
もうすぐボンネットバスが来るので~
ってお応えしたら、その方もスマホ準備しておられました。
その後もカメラ持った人がひとりふたりと・・・
結局ボンネットバスが来る頃には4~5人並んで撮影。
14:35 予定では大歩危の道の駅に着いてる頃の時間。20分くらい遅れてる?
ここで撮れればバス好きじゃなくても
「よっしゃ~」ってなるでしょ。
大阪ナンバーの方も「ありがとう」言うて下さって満足されていたみたい。
こちらこそ撮って頂きましてありがとう。
祖谷渓から大歩危駅へ戻って来たボンネットバスは妖怪屋敷に停まります。
7日撮影
道の駅大歩危の次は
4月撮影
大歩危峡船下り
アーケードを通って
阿波池田駅前・阿波池田バスターミナルへ戻ってきます。
今月28日が定期観光ではラストとなりますが、阿波池田到着後にセレモニーがあるそうです。
出来ればセレモニーの様子も見てきたいと思っています。
あ!そうそう。今夜は月食です。月出帯食です。
徳島の月の出は16:54。欠け始めた状態での月の出です。
今回は「ほぼ皆既」の食です。食が最大となるのは18時02.9分だそうです。月齢14.2。ほぼ満月。
今日もここまでありがとう。明日も自利利他でいこ。
またね。