東京行政書士会が9月26日に、「初心者向け」chatgpt入門講座を開催した。

私はオンライン配信に参加。

講師は、行政書士、社労士をはじめ、約400資格を持つという林雄次氏。

講座は、1AIの歴史、2AIの現在、3chatgptの基本、

4chatgptを使うには、5chatgptを使ってみる 6一歩進んだ活用

7AIとどう向き合うか、8AIに負けないために、9おわりに

の内容で行われた。

 

とても分かりやすい講座で、ここではいくつかの観点を紹介する。

 

chatgptは、小説の自動生成やゲームでの会話を生成する用途で開発されて、

「GPT」という言語モデルがベースといわれる。

そのためか、確かに小説やブログの章立てなどやアウトライン作成は、

けっこうそれなりのものを生成している。

 

chatgptは、まだ一度も「思考」したことはなく、

高速で大量の「試行」をしているだけという。

もととなる情報は過去にインターネット上に存在した情報で、

事実かより単語の出現頻度や相互関係を考慮して文章を作成している。

そのため、正しいとは限らない。ときどき嘘をつくということだ。

学習するデータには最新の情報が含まれないので、

直近の出来事に関する質問は苦手だそうだ。

 

AIとの付き合い方でも、◇AIの得意分野、不得意を把握する

◇AIが得意なことは、AIに任せるのもアリ◇人間が得意なことは、AIを補助として活用

現時点のAIやchatgptとのベストな付き合い方だ。

 

そして結論は、◇AIは何でもできる、ではない◇特徴を知って、うまく使う

◇中止すべき点もある。鵜吞みはダメ◇変化が早いので、常に変わっているものと思って使う。

私がこれまでにchatgptに対する評価とほぼ一致。