70歳にしてコロナに感染した。
感染して3日目、やっと熱も下がり始めた。少しずつ、体調が戻りつつある。
2日間は熱が38度以上で、頭痛、咳が激しく、もうだめかと思った。
この間、行政書士業務の範囲内の終活について思わざるを得なくなった。
遺言の作成、相続関係書類の作成などの弁護士や司法書士などの業務に、
行政書士が入り込んです。
70歳にして、財産もないので、相続関係書類は必要ない。
葬儀について、ちょっと希望があるので、遺言にかいておこうとはおもっている。
葬儀はお金をかけない家族葬で、お経は私が録音した般若心経をながしてもらい、
バック音楽は、韓国・珍島のキム・デレの「珍島シッキム」だ。
自分の灰は、韓国済州島の西帰浦の海にまいてほしいが、お金がかかりそうなので、
最後の希望としておこう。
エンディングノートというものがある。
私が入っている冠婚葬祭の互助会からエンディングノートを無料でもらった。
その互助会のエンディングノートは、「ハッピーエンディングノート」という。
初めてのエンディングノートは、どんなものかと覗いてみた。
副題は「心と思いを家族につなげる―私のメッセージー」だ。
はじめにのページには、「生きとし生けるもの、いつか必ず死は訪れます」から始まり、
葬儀などの自分の希望や考えなどを記入してくださいとある。
次のページには、心のアルバム、で自分の写真や自分の生年月日などを記入する欄がある。
心のアルバムは、3ページにわたっていて、自分の履歴などを記入するようになっている。
その次のページは、家族へのページで10ページにわたっている。
その中で、介護・看病、葬儀・法事など方法について、自分の希望を記入するようになっている。
さらに、交友関係連絡先欄があり、死んだときに連絡する名簿となっている。
パートナー、子供たちへのメッセージ欄もある。
冠婚葬祭の互助会らしく、最後は「グリーフケア」についての説明だ。
「グリーフケア」は、日本語に訳すと、「喪の仕事」「非嘆のプロレス」などとなるそうだ。
残されたものの悲しみのプロセスといえようか。
葬儀の費用を支払うのは、残されたものであるので、残されたものへのサービスでしょうか。
一般社団法人日本尊厳死協会への尊厳死の「宣言書」の登録案内もついている。
このようなエンディングノートを書くのも面倒くさいので、
遺言ですべてを済ましてしまおうと思っている。
※上記の文章には、嘘があるかもしれませんので、事実確認は忘れないでください。