文化庁の調査で、縦書きの文章を読まない人が増えているという記事。
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毎日新聞の元記事(有料)
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文化庁の世論調査の結果はこちら
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調査では、手書きと印刷とか、敬語の使い方とか、他の項目もあるのだけど、縦書きの文章に触れる機会がない人が3割もいるっていう点に着目した記事で、ちょっと衝撃的でした。
いやこれ、私は紙の新聞の紙面で、「縦書きで」読んだわけですが、このニュースもネットで見ている人たちは横書きで読んでるわけですよね。紙の新聞をすでに取っていないという人も多いから、同じニュースを読んでいても、縦書きで読まない人が多いっていうことに気付いて、目からウロコ。
手書きが減っているというのは実感としてあるけれど、縦書きの文章を読む機会が減っているというのはあまり意識してませんでした。
電子書籍は縦書きで読むし、コミックのセリフなんかも縦書きが多いけれど、最近は「紙に印刷された縦書きの文章」を読むっていうのが減っている気はします。新聞や、折り込みに入っている地域の広報誌などは縦書き。自治体の広報も以前から縦書きと横書きが混在していたけれど、今は横書きの記事のほうが多いかも。イベントの告知欄などは横書き。これは住所や電話番号、URLなんかを載せるから横書きのほうが理にかなっています。
そういえば、以前、ネットに公開された小説を読もうとしたけど、どうにも横書きが馴染まず、読み進められませんでした。横書きに慣れている人は、逆に縦書きとか、紙の本が読みづらいのかもしれません。
世界の言語では縦書きより横書きのほうが多いからか、ネットの世界は横書きの世界。左から読む言語と右から読む言語があると思うけれど、そのあたりはどうなってるんでしょうね。
日本語も、横書きが始まった頃は右から表記でした。縦書きが、右から左に進むからでしょう。
こちらに、縦書きから横書きになった歴史が説明されてます。
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上記サイトによると、「そもそも書字方向が縦書きの文字が世界には少ないのですが、日本や中国、韓国など漢字を使う国々では、歴史的に右縦書きを行ってきました。しかし現在、中国では公的な文書は横書きにするという法律があり、新聞や書籍は左横書きです。また、韓国では、漢字をほとんど使用することがなくなり、左横書きが一般的で、縦書きはほとんど行われていません。新聞紙に限っていうと、縦書きなのは世界で日本だけのようです。私たちにとっては当たり前の縦書きと横書きの併用は、世界的にみると非常にまれなことなのです。」とのこと。
日本語の場合は、縦書きにも横書きにもできるので、朝ドラや大河ドラマの題字は、どちらでもバランス良く見えるようにデザインされている、と聞いたことがあります。
日本語のコミックの英訳の場合は、左から読むので、左開きにして、絵柄も全部左右反転してしまうなんて話もありましたが、今は違うのかな。
そういえば、横書きが左から表記になっても、縦書きが左からにはならなかったんですね。縦書きが左からになったら、読みづらそう。横書きも、今となっては右から表記になったらものすごく読みづらい。昔の横書きの看板とかも、パッと読めないです。
文字は認識できても、その組み方で読みやすさが変わってくるものなのだと再認識。縦書きの文章に触れない人が増えたら、縦書きの文章をスラスラと読める人が減ってしまうのかな。そうなると、最新の横書きの本は読めても、昔の本とか、読めないですよねぇ。そもそも、紙の本を読む人が減っているのだから、それも時代の流れなのでしょうか。
私自身も加齢で視力が不安定になっていますが、同年代の友人たちと集まると、みんな揃って「目が見えづらくなって…」と不調を訴えています。そうなると、文字の大きさを変えられる電子書籍などのほうが読みやすい。紙の本に馴染みがある高齢者も、デジタルのほうが読みやすくなってしまうという現象。
とはいえ、うちの母などは、文庫本は字が小さくて読めない、と言って、ハードカバーの大きな本を図書館で借りたり、古本屋で買ったりして読んでいます。デジタルよりは紙の本、みたいです。
80代の父は新聞はもう読むのが面倒になっているようで、最近はYouTubeがお気に入り。そもそも、文字を(集中して)読めなくなってます。文字を読めなくなっても、ネットで動画でいろいろ見られるというのも、今の時代のいいところかも。ただ、若い世代もそうなってしまうと、文字文化の危機も感じてしまいます。
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date:2026/10/1
※写真は縮小しています。



