主に母が乗っていたコンパクトカー、購入してから20年弱。正確には19年か、18年くらいかな。とうとう、買い替えに動き出しました。
もともと、我が家は車が2台あって、母と父がそれぞれの通勤に使っていました。父が定年後に自分の車を軽自動車に買い替え。母はコンパクトカーに乗り続けていました。
2人とも後期高齢者となり、そろそろ免許返納も考える時期。同居している私は、長年のペーパードライバーで、持病もあって今後も運転する気はなかったです。
田舎ゆえに、車がないと不便なのは確か。でも、周りの高齢者の方々を見ると、免許返納している方も多いし、車がない子どもたちがタクシーや電車で頻繁に面倒を見に来ていたりもしていて、それに比べれば我が家は同居しているんだし、免許や車がなくてもなんとかなる! 自転車もあるし! と言い続けてました。
それで、母のほうは免許を更新せずに返納する、と決めてくれました(結局は更新しますが、それは後述)。それに伴って、車も1台にするべく、話し合い。2台のうち、新しいほうの父の軽自動車を残して、母のコンパクトカーを手放す、というのも考えましたが、軽自動車も購入から10年以上経っていて、今のサポートカーの基準は満たしてません。
ならば、2台とも手放し、新たにサポート機能の充実した新車を買おう、ということになったのが半年くらい前…かな。
そもそも、数年前の父の免許の更新時に、免許を更新するなら新車を買って、買わないなら免許を更新しないで、と、かなり強く言ったのですが、まったく無視されて、免許を更新して古い車に乗り続けていた父。その頃に買っていたら、サポカー減税の恩恵もあったかもしれないのに。
その後もことあるごとに運転をやめるように説得。特に危ないことがあったわけではないのだけど、自然な老化現象で身体能力や判断力の衰えは、日常生活でも感じます。でも本人はまだまだ運転が上手いと思っている様子。
一方、母はすっかり免許返納する気になっていて、車の運転の頻度も意識的に少なくしていました。運転しなくなったら自転車で買い物に行く、と言ってました。
父も運転をやめてくれれば、あとは親子3人、タクシー生活にすればいい、と思っていたんですけど、まったく運転をやめる気のない父。高齢者特有の頑固さで、言えば言うほど頑なになって行きます。
運転を続けるなら、車を買い替えて、というのも(うるさがられない程度に)ことあるごとに言っていたのだけど、「お金がない」(たしかに)、「この車にずっと乗る(乗り潰す)」、と、完全拒否。
ほんとうにもう、どうしようもないので、ペーパードライバー歴30年の私が乗るから、サポート機能の充実した新車に買い替えて、という強硬策に打って出たのでした。両親の介護のためとか、自分の利便性のためとかじゃなくて、父に運転をやめてもらう&車を買い替えてもらう、というのが第一目的です。
それが功を奏したのか、父が車を買い替える気になったのはいいのですが、買おうと思った車種は発注もできない状況で、数ヶ月前に父の軽自動車の車検が切れ、そこで軽自動車は手放すことに。結局、母のボロボロのコンパクトカーが残り、あとは新車が買えるタイミングを待つばかり。
母のコンパクトカーも今秋には車検が切れるので、その前になんとか買えないか、と懇意の自動車屋さんに相談していました。で、先日点検に出したコンパクトカーがあまりにもボロボロなので(かどうかわからないけど)、自動車屋さんも動いてくれたみたいで、少ない受注枠を取ってくれました。
ここ数日で急に具体的に話が進んで、車種や車体のカラーや、オプションでつける装備なんかの見積もりも出してもらって、発注の契約に行くことになった父。私が外出先から帰ったら母が「お父さんが車の契約に行くから着いて行ったら?」と言うので、父も承知しているのかと思って「いいよー」と返事。ところが、父はまったく承知していなくて、「着いて来なくていい!!」と、なぜか怒り心頭。
わけも分からず怒られて、混乱。馴染みの自動車屋さんだし、父一人で心配というわけではないのだけど、私は車の契約というものをしたことがないから一緒に行って見て来たら、という程度の話だったんですけど、父は契約に口を出されると思ったみたいで、「電話で決めたこと以外に(その場で)何を決めるのか」と強い口調で抗議してきて、逆に「一緒に行ったらお父さんに都合の悪いことがあるの?」と聞いちゃいました。さらにぷんすかしてたので、面倒臭いから着いていくのはやめました。
父も80歳を過ぎてるので、新車の名義も私にしたほうがいいのでは、なんて話を前にしていたから、自分名義で契約することにこだわっているのかもしれません。プライドというか、沽券に関わると思っているみたい。車を子どもに譲るとか、自分が運転をやめるとか、そういう未来を考えてない(考えたくない)みたいです。
新車を買えた(注文できた)のはいいけれど、父に運転をやめさせるのは難しそうです。
正直、父が運転をやめてくれたら、私も運転をせずに、当初の想定通りにタクシー生活でもいいと思っているんですけど、そういうわけにはいかなそう。
携帯電話の契約は高齢者だけだと難しくなっている(付き添いが必要)けれど、車の契約はいいんですかねぇ。今回は注文だけだったけれど、正式な契約はどうなんだろう。納車は母の車の車検切れギリギリくらいになりそう、とのこと。数ヶ月以上先です。
私がペーパードライバー講習を受けて運転をすることにしたので、母にはこちらからお願いして免許を更新してもらいました。これも父が運転をやめないことが原因。
運転をやめたかったら自分の意思で運転をしなければいいだけなので、とりあえず更新してもらって、ペーパードライバーの私の隣に乗って、いざというときには運転を交代してもらえるようにしました。
免許返納をやめた母は、控えめにしていた運転もまた増やして、車で買い物に行ってます。免許があるんだったら車のほうが便利だしね〜とのこと。遠出はしないので、いいか。出かける頻度が減って家でぼんやりしているよりも、近くでも車であちこち好きなお店に行って買い物できるほうが活き活きと生活できるという面もあり、免許の返納のタイミングも悩ましいなと思いました。
高齢両親が新しい車に慣れるかどうかも心配ではありますが、サポート機能が充実した車になるのは頼もしいです。それまでに私の運転も少しはマシになるといいのだけど。
ネットで検索すると高齢者が車を買うとか免許返納の説得に応じないとか、いっぱい出てきます。こればっかりは本人の意思が変わらないと無理なんですよね。無理に返納させてしこりが残るのも困るし、運転することでプライドを保っている面もあるようで。
なるべく自然に、本人が自分の意思で運転をやめられる(自分の意思でやめたと思わせる)ように誘導していければいいのだけど、なかなか難しいです。
車関係の記事はこちらにまとめてあります。
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