X(旧Twitter)で燃え上がってるので、そのうちニュースになるかもしれないですが、メルカリでの売買トラブルがひどい。なにがひどいって、メルカリ運営側の対応がひどい。
ネットオークションとかフリマとか、個人同士のやりとりになるのが不安でほとんど使ったことがないのですが、以前、不要品処分のためにメルカリを使っていたことがあります。ブックオフなどで値段が付かなそうな昔の雑誌とか洋書なんかを出品して、それなりに売れてよかったんですが、買い手とのメッセージのやりとりや、(田舎なのでちょっと遠い)コンビニまで発送しにいくのが面倒で、今は出品してません。そして買ったことは一度もなし。
今回見かけたトラブルは、購入者が届いた商品に難癖をつけて(出品者に)返品。出品者には送ったものとは違う商品(ゴミ?)や送ったときとは違う状態(傷がついているとか)で返送されてきたというもの。それに対して、メルカリに問い合わせてもまともに取り合ってもらえず、強制的にキャンセルになって、出品者は商品を失い代金ももらえないという、詐欺的な行為。詐欺的、ではなく、詐欺ですね。
メルカリは購入者に有利な判断を下す(というかテンプレ対応?)ので、これに味を占めたら同じ人が詐欺を繰り返すことになるのでは。
高額商品購入→難癖を付けて返品→別モノを返送→代金払わずに本物ゲット→転売、みたいな流れ。
Xで ハッシュタグ「メルカリ詐欺」などで検索すると、発端となった投稿の他にも、自分も被害にあった、という投稿が続々と出てきます。今回は騒動になったのでメルカリ側が対応したみたいですが、その前に泣き寝入りしていた人がたくさんいたみたい。
利用経験が浅いので、なんとも言えない部分もあるけれども、私も少ない経験のなかでメルカリのサポートとやりとりしたときに、納得いかない対応されたことがあります。金銭的な被害があったわけではないので、モヤモヤしたままそれ以上の対応は諦めました。
そんなこともあって、メルカリは売った側(出品者)よりも買った側(購入者)に有利なサポート体制だなという印象です。通常のショッピングサイトだと、悪質な販売業者から購入者(消費者)を守る体勢が整っているのは心強いですが、メルカリの場合は出品者も弱い立場のお客さんで、守られるべき対象ではないかと思うところ。
むしろ、金銭的な被害が出ているのは出品者のほうなので、そこを改善していかないと、メルカリの未来はないのでは。
サポートへの訴えで、双方の言い分が食い違うときにどちらかの肩を持つことはしない姿勢は、初期の頃ならよかったのかもしれないですが、今はその方針が詐欺に利用されてしまってます。メルカリのシステム上、サポートに見放されたら(強制キャンセルなどの対応をされたら)出品者は泣き寝入りするしかないというのも問題。消費者センターや警察へ訴えても簡単には解決しないことも多いようです。なにより、そういう行動に出るだけのエネルギーがある人ばかりではないです。金額的にも、そこまでの大金ではない場合は泣き寝入りしてしまっている人のほうが多そうです。
良心的な利用者が大半なんでしょうが、いつどこで悪い相手と遭遇するかわからないのが怖いところ。今回の騒動で、相手が見えない個人同士のやりとりはリスクが高いなぁと、改めて思いました。
こちらに記事になってました。
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出品、購入、どちらも詐欺に遭うリスクがあります。
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date:2024/11/9
※写真は縮小しています。