先日、新型コロナの後遺症と老化について書いたのですけど、今度は持続感染による心不全のリスクについての研究結果も出たみたいです。感染した人全員にリスクがある、と。
↓
もとの詳しい記事はこちらかな。
↓
これ、怖いのが、新型コロナの風邪っぽい症状が治ったあとにも、体内にウイルスが残って、生涯に渡るリスクになる、ってところ。
持続感染についてはほかにも研究結果が出てるみたいで、心臓以外(脳など)へのリスクも分かってきてるようです。しかし、いろんな研究にiPS細胞が使われてて、つくづく、これを発見したっていうのはすごいことだったんだなぁと、変なところで感心。
こちらのポストのツリーで論文の内容が解説されてます。元の論文、英語ですがブラウザの和訳機能でざっくりとは読めます。
↓
何年も前から「新型コロナは脳神経に感染する」「神経細胞に感染すれば、抗体や細胞性免疫では完全排除は不可能(ヘルペスのように潜伏感染・持続感染)」リスクを指摘してきましたが、研究で「ヒトの運動ニューロンが新型コロナに感染する(in vitro)」ことが判明しました。https://t.co/618dJWknxh https://t.co/yYWeDVoE8B
— CAN (@canchemistry) January 17, 2024
帯状疱疹(ヘルペス)みたいに、体力が弱ったところで猛威を振るったり、感染から何年も経ってから重篤な症状が出てきたり、持続的に体調を悪くしたり(ブレインフォグとか?)、そういうリスクが、研究によって確かめられたってことなのかな。
こういう論文などで、ちょいちょい、リウマチとか自己免疫疾患の発症リスクみたいなものにも言及されてるんだけど、私の多発性筋炎(膠原病)も自己免疫疾患で、原因とか治療法がナゾな部分が多い病気。このウイルスの研究過程で、膠原病の原因とか治療法もついでに見つかるってこともあるんでしょうか。あったらいいな、って思いながら読んでます。
筋炎などの膠原病、コロナ以外の、なにかのウイルスが原因ってこともあるかもしれないです。膠原病になったときに読んだ一般的な解説書で、原因はわかってないけれど、ウイルス説もある、って書いてあった気がします。そのときは、「えー、ウイルス!?」って思ったんですけど、コロナの後遺症で自己免疫疾患のような症状が多いっていうのを知ってから、もしや、私の病気もなにか未知のウイルスが関係しているのかも! これがきっかけで治療法が見つかるかも! って、キラッとした希望の光も感じてます。今後の研究に期待。
そして、やはり、新型コロナは罹らないということが一番大事。さらに、何度も罹るとリスクが上がるようなので、一度罹ってしまっても感染防止策は徹底したほうが良さそうです。
先日書いた記事はこちら。
↓
【今日の撮影機材】
カメラ:FUJIFILM X-T20 → 価格.com
レンズ:XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro → 価格.com
date:2024/1/17
※写真は縮小しています。