買い物、通院難民になる不安 | へにょへにょ日記[ゆるゆる田舎暮らしブログ]

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カメラ、写真、本、アート、ペット、犬、家電、料理、ハンドメイド、医療、健康…。なんとなく過ぎてゆく日常のあれこれ。スムースチワワの小太郎と過ごした日々。

 

ものすごく不便というわけでもないけど、便利でもないという、中途半端な田舎感のある我が家地域。分譲地で、団塊世代が土地を買って家を建てた場所なので、ご近所はうちの両親と同じくらいの年齢の方々が多いです。子どもたちは独立して別の場所に住んでいて、ひとり暮らし、二人暮らしの高齢世帯が多い。あと、空き家、空き地も多い。

 

車があればそれほど不便はなく、少し離れたところにスーパーもあるし病院にも行けます。…車があれば。

 

最寄りの駅までは徒歩15分くらい。自転車を使えば早いけれど、駅で駐輪したりする時間も含めると徒歩でも自転車でもそれほど変わらないです。普通に元気なら通勤、通学も問題なし。…普通に元気なら。

 

しかし、ご近所には、後期高齢者で車を手放した方も多いし、少し認知症気味だったり、身体的に駅まで歩くのも大変という方も多い。つまり、買い物難民、通院難民になってしまっている方が多い。

 

別の場所に住んでいる子どもたちが介護や生活の介助(お買い物や通院など)のために通ってきていたり、介護サービスを利用している方もいます。

 

電車やバスの移動手段がない場合、(高いけど緊急の場合には)タクシーを使えばいいよね、っていままでは思っていたんですが、最近では、タクシーを呼んでも2時間待ち、って聞くと絶望しかないです。それじゃ、通院に使えない。

 

箱根の観光地でもタクシー不足だという話もあるし、そうなると住宅地のタクシーなんてもっと不足してるんじゃないかと。タクシーは、東京のほうが稼げるから、と運転手さんが東京に行っちゃってる、なんて話も。

 

買い物は、我が家の場合は生協などの宅配サービスがあるからいいのですが、高齢者世帯だとネットを使ったり、カタログ見ながら注文するのが面倒だったりで、せっかくのサービスを使えない(使えなさそうな)方も多いです。なんだかもったいない。

 

高齢者向けにもっと簡単に注文ができるシステムを作ったり、タクシーを利用しやすくしたり、バスの本数や路線を増やしたり、そういうことを、政治の力も使ってやってもらいたい。

 

マイナンバー制度も、やり方によってはすごく便利になると思うのだけど(病院や薬局での待ち時間を減らすとか、検査をスムーズに受けられるとか、他病院との連携とか、お金の給付とか)、全然便利さを感じない。

 

公共の交通機関の運行も、いろいろシステムを整備したり補助金を出したり、運転手さんの働き方を考えたりしたら、雇用にも繋がるし、利用者も便利だし、Win-Winになりそうなのになぁ。

 

バスも本数が減ってしまって不便です。そして、我が家周辺には路線バスすらない。

 

以前は、近所に、床屋さんやラーメン屋さん、小さいけれど食料品などが買えるお店もあったけれど、全部、なくなってしまいました。経営者の高齢化で、跡継ぎもなく、閉店。利用者がいないっていうのが大きいのかな。しかし、いまこそ、地域の人が集えるお店があったらいいんじゃないかとも、思います。儲からないだろうし、やる人もいないか。

 

そんなこんなで、私自身が、老後もこの場所で暮らしていけるんだろうかと不安いっぱいで、いろいろ考えてしまう、秋です。ひゅるる〜。

 

【今日の撮影機材】

カメラ:FUJIFILM X-T20 → 価格.com

レンズ:XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro → 価格.com

date:2023/10/22

※写真は縮小しています。

 

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