G騒動と、聞こえにくい高齢者との生活 | へにょへにょ日記[ゆるゆる田舎暮らしブログ]

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カメラ、写真、本、アート、ペット、犬、家電、料理、ハンドメイド、医療、健康…。なんとなく過ぎてゆく日常のあれこれ。スムースチワワの小太郎と過ごした日々。

 

台風接近で、ダルダル。身体がどよーんと重たいです。台風のせいだと分かってはいるのだけど、ここのところ、日本列島の近くから台風、または台風に近い熱帯低気圧的なものたちがいなくなるということがなくて、ずっとダルダルが続いています。

 

なので、ダルダルが台風のせいなのか、季節の変わり目の体調不良なのか、その他の原因なのか、よくわからなくなってます。台風がいなくなる頃には季節も涼しくなって、また別の要因でのダルダルが出てくるかも…。もう、常に体調は低調なので、どの状態がいい状態なのか、よくわからなくなっています。

 

さて、どよーんとした気分も吹き飛ぶ、昨夜の出来事。お風呂上がりにちょっとストレッチしながら台所にいたら、入口の引き戸のところからサササーーーっと床を移動する小さな黒い影。あ、あれは! 最近見てないG(仮名)では!

 

我が家には基本的にGはいないのですが、たまに、外から入ってきます。台所の入口は玄関にも近いので、たぶん玄関から入ってきたと思うのですが、そんなことはどうでもよくて、とにかく見失わないうちに退治せねば。

 

しかし退治用のスプレーがどこにしまってあるのかわからないので、廊下を挟んだ別の部屋にいる父に「ゴキがいる! スプレーどこ〜!?」と声をかけながら、スプレーがありそうな場所を捜索。しかし見つからず。(あ、仮名じゃなくなっちゃった)

 

そして、両親からはなんの反応もなし。その間にG(仮名)は棚のすき間に移動しちゃいました。

 

見失うわけにはいかないので、その場からさらに両親に、「ゴキのスプレーどこ〜!?」って、声かけ。三段階くらいでだんだん音量を上げて、やっと聞こえたみたいだけど、何を言っているのかは、わからないみたいで、「なに〜?」っていう呑気な返事。

 

もう、最終的に「ご・き・ぶ・り!!」と大声で叫んでやっと理解できたみたい。いや、スプレーが欲しかっただけなんですけども、二人とも部屋から出てきて大ごとになりました。(あ、仮名…)

 

やつの居場所はわかっているので、父がスプレーを出してきて(結局、どこにしまってあったのかはわからず)、母は新聞紙を丸めて叩く準備(叩くのは父)。

 

私は叩いて自分の手を汚すのは嫌なので、出てきたところをスプレーで退治しようと思っていたんですが、待ちきれない父が、棚のすき間に向けてスプレーをシューー!

 

すると、反対側から黒い影が! 母が「出てきた!」と叫びながら父に丸めた新聞紙を手渡し、父が仕留めました。

 

はぁ…。一件落着。

 

「もう大騒ぎだねぇ」と父と母。いや、わたし、スプレーが欲しかっただけで、大騒ぎにしたのはお二人なんですが…。

 

母が、だいぶ前に買ってあったホイホイを出してきたので、念のため、いくつか設置。しかし、たぶん、玄関から入ってきた一匹だけなので、他にはいないと思います。台風の前兆の変な気候で、近所の家から移動してきた個体なのかな。空き家もあるので、そのあたりから来たのかもしれません。

 

それにしても、最近、難聴気味の両親。私が何度指摘しても、「老化現象だよ」「聞こえてるよ」「困ってないよ」と医療機関を受診しようとはしてくれません。聞こえにくくなっていることは自覚しているようですが、病気だとか、認知症の前兆(というか難聴になると認知症になりやすくなるそう)とは捉えていないみたい。

 

症状が軽いうちに受診したほうが、進行を緩やかにできると思うのですが、本人たちは、病院に行っても治療法はないと思い込んでいる(思い込みたい?)みたいです。補聴器も高いので付ける気はないみたい。

 

将来、認知症になったりするリスクを考えれば、多少高くても補聴器を付けてくれたほうがいいのですけども。そして、補聴器も、症状が軽いうちのほうが慣れやすいと思うのですが。

 

治療するかしないかは別にして、聴力の検査だけでも受けてみたら、と言っているのですが、耳鼻科の病院にも行ってくれないです。他の病院にはそれぞれ、一人で受診しているので、必要だと思えば私の付き添いなしで受診すると思うのですけど、本人たちがあまり困っていないようなので、受診する気にはならないみたいです。

 

なにか他の症状が出てきて、耳鼻科を受診することがあったら、ついでに聴力検査をしてもらおうと思っているところ。市の健診などでも聴力検査や認知症の検査をしてくれればいいのに。視力検査、歯科検査なども、健診の項目にはないのですよね。

 

私は基本的には大きな声は出さないのですが、声が低いので聞こえにくいみたいで、聞き返されるとどんどん音量が大きくなってしまいます。最終的に怒鳴ってるみたいなことになって、ほんと、嫌。

 

親に怒鳴りたくないんですよ。怒ってるわけでもなく、ただ、必要なことを伝えたいだけなのに。

 

我が家の近所でも、高齢の親と同居してる息子さんや娘さんが、大きな声で親に向かってなにか言っているのが外から聞こえることが、過去にあって、うちの両親も「親に向かって言葉遣いが荒い」とか「いつも怒鳴ってる」とか言ってましたが、あれは、こういうことだったのか、と今になって、すごく納得。

 

本当に問題のある家庭もあるけれど、大半の家庭は、きっと、高齢者の耳が遠いとか、認知能力の低下で、同じ事を何度も言わないと理解できないとか、そういうことで言葉遣いが荒くなったり、声が大きくなったりしてしまうんでしょうね。

 

今回のG騒動でも、私の声かけが、最初は少し大きな声くらいだったのが、最終的に叫び声みたいになってからやっと事態を理解できた両親。これ、本当に非常事態だったら、逃げ遅れるなぁ、って思いました。なので、非常事態のときには躊躇なく大声で叫ぼうと、肝に銘じました。助けを呼ぶときには大きな声で!

 

両親との会話も、噛み合わないことが多くなって、自分がおかしいのか、相手がおかしい(理解できてない)のか、わからなくなります。たまに、家族以外の人と話して、スムーズに会話が進むと、ちょっとびっくり。母と話すと10回くらい言葉のキャッチボールしないと伝わらないことが、一発で伝わったりすると、めっちゃ幸福ホルモンが放出されます。「一発でわかってくれてありがとう!」って気持ち。説明の時間も短縮。

 

明日は我が身ですし(すでに我が身なこともあり)、高齢の両親とうまくコミュニケーション取れるようにこちらが工夫したり、根気強く話したり説明したりすることは必要だし仕方ないことだけど、それと同時に、外の普通の人とちゃんと話をできるようにしておかないと、自分が疲弊してゆく感じがします。

 

コロナ禍がほんとうに落ち着いたら、普通に友だちとご飯食べたり、おでかけしたりしたいわー。自分が老化する前に、コロナ終わるのかなぁ。今、第9波でかなり感染者が増えてるようです。

 

↓参考。難聴と認知症のリスク。

 

 

【今日の撮影機材】

カメラ:FUJIFILM X-T20 → 価格.com

レンズ:XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro → 価格.com

date:2023/8/31

※写真は縮小しています。

 

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