統一地方選の前半戦、投開票が終わって結果も出ました。
地元では、神奈川県知事選と県議選がありましたが、どちらも盛り上がらず、投票率も低かったようです。
県議選の無投票もやるせないけれど、知事選のぐだぐだ感もやるせない。
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もともと、現職の黒岩知事が当選すれば4期目、という選挙で、有力な対抗馬もいなかったというのに、選挙戦が始まってから昔の不倫に関する報道があって、一気に、違う意味での話題の選挙になってしまった。
黒岩氏以外に投票しようにも、選択肢がなさすぎ。スキャンダルは昔のことだとしても、4期目の高齢男性っていう意味で、次はもうちょっと違う人に…と思っていたので、有力な対抗馬がいてもよかったんじゃないかな。
無効票が21万票(6.91%)もあったそうです。当選した黒岩氏の得票は193万票余り、2位が65万票余り、3位、4位が15万票余り、12万票余りということで、3位の候補者より無効票のほうが多いという有様。
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投票率は40.35%で前回より微増だそうです。
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白票って、意思表示になるのかどうか疑問だったのだけど、今回の選挙に関しては、ある程度の意思表示になったのかなという気もします。選挙に行かないとか、白票を投じることで、拒否の意思表示になるのかどうか、普通はあまり意味がないかなと思うのだけど、これだけまとまった無効票になると、少しは影響が見えるのだなと、発見。
無投票当選よりはいいけれど、選択肢がなさすぎるのも困りものです。
無効票を合わせたとしても2位は1位には及ばず。本当に意思表示したいなら、2位の人にもっと票が入らないと意味がないです。結局、多選でも、スキャンダルが明らかになっても、黒岩氏以外の選択肢がないから仕方ないか、っていう方が多かったんだろうな。
ところで、議員のなり手不足と、投票率の低さって、相関関係があるんですかねぇ。政治に関心がない人が多いということなのか。これだけ、貧困、格差、差別、子育て、教育、介護、などなど、身近な問題がたくさんあって、井戸端会議では「大変、大変」って言っていても、実際には選挙に行かない人が多いのかな。
選挙って、問題解決の手段として、直接自分が政治に参加できる機会なのだから、みんなもっと参加すればいいのに。議員にならなくても、議員を選ぶことはできるのだから。
↓こんな記事。
↓総務省のサイト。選挙の意義。
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date:2023/4/9
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