ファイル転送サービスの「宅ふぁいる便」の情報漏洩がちょっと大ごとになってますね。単に漏洩しただけじゃなくて、システム自体の不備だったんでしょうか。いまだにサービスが停止したまま再開されていません(トップページに説明文掲載中→宅ふぁいる便 )。
検索したら運営者のオージス総研の「オフィス宅ふぁいる便」のサイトがひっかかって、「安全」を全力でアピールしていました。オフィス宅ふぁいる便はシステムば別らしく、現在もサービス提供中。こちらはセキュリティ対策がされていたみたいです。
無料サービスと個人向け有料サービスのほうが放置さてれいたということみたい。タダより怖い物はなし。しかも、退会した会員情報も削除せず残してあったとか。うむー。
↓ざっと検索して出てきた記事ですが参考までに。
■宅ふぁいる便の利用実態把握出来ていますか?480万件のPW含む個人情報が平文で流出(Yahoo!個人)
■「宅ふぁいる便」約480万件の個人情報漏えい…パスワードを“暗号化”していなかった理由を聞いた(FNN)
■退会してるから大丈夫は間違い?「宅ふぁいる便」情報漏えい、流出被害チェック方法と対策。(Engadget)
いやもう、程度の差はあれ、情報漏洩っていうのはどこかで起きるものと考えて対策をとるしかないですね。いくら気をつけていても、絶対に交通事故や医療ミスがゼロになることがないように、いざなったときに備えて保険に入っておくとか、なるべくそのリスクを被らないように健康でいるとか、そんな対策をネットでもしておかないと。
漏れてしまったものは仕方ないとして、連鎖被害を防ぐためにはやはり、同じメールアドレスとパスワードの組み合わせを使い回さないというのが基本のよう。とはいえ、ネット使っていると膨大な量の登録になってしまって(冗談じゃなく100くらいはいってると思う)、使ってないものは退会するようにはしているけれど、できないもののほうが多くて困ります。
仕方ないのでメモして管理していますけれども、これも大変。ときどき、「いっそのことネットから足を洗って全部アナログ世界で生きたら楽かも…」ってたまに思うのですけど、「いやいや、むりむりむり〜」ってすぐに撤回。
ネットの恩恵を受けつつ、うまく付き合っていく道を進みます。
宅ふぁいる便騒動で気になったのが、クラウドに預けているデータ。基本的には機密情報や個人情報は預けないほうがいいのだろうけど、必要に迫られて預けている場合もあり、流出は怖いです。かといって、素人ではどのサービスが安全で、どのサービスが安全でないか、判断が難しいです。
しかし、今回の件でも思いましたが、無料サービスよりは有料サービスのほうがしっかりしている、というのは一つの判断基準かも(今回は個人向け有料サービスも被害にあったようですけども)。
あとは、運営者がある程度、大手の企業(社会的責任を負っている)だというのも私の中での判断基準。よくわからない新しい会社とかだと、簡単に潰れたりサービス停止となったりしそうなので。小さな会社でもよいサービスを提供していれば、応援する意味もあって使うこともありますけど、リスクは考えます。重要なものは預けないとか。
あとクラウドのストレージサービスだと、預けたデータそのものが消えるリスクもあるので、たまにバックアップとります。ほんとは日常的にとっておいたほうがいいのですけど、なかなか…。クラウドと同期してあるローカルのデータは、クラウドで消えたときに同時に消える可能性もあるので、やはりローカルで二重にバックアップしておくほうが安心。リアルタイムでは無理でも、1ヶ月前とか1年前のデータがあるだけでも、いざというときには役立ちます。
びくびくしながら生きてる小心者ですが、ダメなときはダメと諦めて、どーんと構える広い心が欲しいです。いろんなものを、どーんと断捨離できたらすっきりするのになぁ。持っていなければ、無くす心配もなくなるのです。
※チワワの小太郎は2018年9月、16歳で永眠しました。過去写真を載せてます。
(今日の写真の元記事→空間除菌でウィルス撃退/へにょへにょ日記)



