山東地区の団地に住んでたコヤマンゲ
「ここら辺単車のカブをよく盗まれるカブばかり盗まれる他の単車は盗まれない
東南アジアでカブ人気あるんやろその筋かな」とおまえは探偵か二等兵や
コヤマンゲはシオワキガマ主任の部下で同じ班だった
自分は部下だけど同期入社ぐらいだから俺に「上島君何か苦情あったら
私に言うてくれたらええで」と言っていた
アライグマというヘルパーが来てた頃にシオワキガマが何かを俺に言った「不愉快な言葉」
忘れたけどコヤマンゲの言葉を信用して事務所に電話した
コヤマンゲ不在で折り返し俺の携帯に電話がかかってきた
その当時のアナログ携帯は一般電話からかけて話をして10秒10円くらいの料金だった
千円テレホンカードでもボロクソに速く無くなっていた
コヤマンゲのテレホンカードも俺と通話中に全て無くなっていた
コヤマンゲが訪問に来た「携帯めちゃめちゃ高いなあ貰ったテレホンカードやからかめへんけど」
おまえ俺に「電話してこい」と言うたんや事務所から電話すればよかったのに
わざわざ公衆電話に行かなくても事務所なら他のヘルパーに聞かれるからだろう
セコイコヤマンゲが自分はシオワキガマの上司みたいに思っていたのだろう
万年二等兵コヤマンゲが事務所から俺の携帯にかけて話をしてたら
自分が大恥をかくから「こんな奴を信頼した俺が馬鹿だった」
70才後半でもヘルパーしていた「あの事業所に依頼すると認知症のおばあちゃん
頭ぺんぺん叩かれるそうだ」」コヤマンゲかな
つづく
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