こんにちは、石川です。
先日「なぜあなたは食べ過ぎてしまうのか」という耳が痛い本を読んだ身として、今回のテーマは書きながら自己嫌悪に落ち込むかもしれませんが、少しでも皆さんのお役にたつなら、書いてみようではありませんか(苦笑)
ダイエットも、家計管理も、本人は何となく「まずいのでは」と気付いていると思います。
例えば、健康診断で「メタボ」と判断されたり、貯金がなんとなく減ってるなぁと感じたり、した時なんかです。
でもなかなか取り組めないわけでして。
それを「根性がないからだ!」と一喝するのは簡単ですが、私はその原因はやはり「習慣」ではないだろうか、と思うのです。
つまり「こうすれば、そうならない」ということを学ぶ機会が無かったり、そのことを「自分ごととして受け止める」ことをしてこなかったから、ダイエットも、家計管理も失敗するのではないでしょうか?
では、いくつかの類似点を挙げてみたいと思います。
1 記録をつけていない
ダイエットの場合、食べたものを書いてみると、いかに自分が沢山のカロリーを摂取しているかわかってしまいます。レコーディングダイエットなんかがいい例ですね。
家計管理においては、やはり「家計簿」を書いていないとか、レシートや請求書を捨てている人は、家計管理に失敗する確率が高いと思います。
先日もある人の話を聞いていて、「電気代が何となく高いなぁ」と思いましたが、請求書を捨てている人でしたから、どんな契約形態になっているかわからず、後日、わざわざ問い合わせをすることになりました。
レシートや請求書なんて要るの?と思われるかもしれませんが、気になった時にすぐに確認できない状態になってしまっていると、それが影響して、料金の見直しの取り組みも遅れがちになります。
2 衝動に弱い(必要でないのに・・・)
ダイエットが成功しない人の多くは、ご飯を食べた後にもついつい何かを食べてしまいます。
この時の心理は「何となく食べてみたい」ということが多いのではないでしょうか。
そしてこれが習慣化してしまうと、わざわざお菓子を買いおいてしまったりします。
「食べましょうよ、気分次第で」と自分から自分を誘ってしまっていますね(汗)
では、家計管理ではどうでしょうか。
例えば、クレジットカード、適正な枚数ですか?
ついつい「お得情報」なんかを目にして、会費がいるカードに何枚も加入してないですか?
使うカードはせいぜい、1,2枚なのに、カードは10枚もあるとか。
他にも買い物が下手な人って「スーパーやコンビニで目に付いたから買いました、で、家に帰ったらそれ持ってました」なんていうケース、ないですか?
それが必要か、それを食べなくてはいけないか、食べたり購入する時に、少しだけ立ち止まって考えれば、ダイエットも家計管理も、今よりは上手くいくかもしれませんね。
3 明確な目標を持っていない
もっと色々あるかもしれませんが、三番目にこれを挙げました。
ダイエットの場合、なぜ出来ないのかというと「それほど必死でない」ということもあると思います。
「絶対に20キロ落とそう」と目標設定できる人は、ダイエットに成功する確率も高いと思います。
例えば病院の先生に「最終通告された」とか。
家計管理において最終通告されるとなると、これは大事であるケースがほとんどでしょう。
多重債務になってしまったとか、電気が明日止まるとか。
しかし、ここまで行くことがおそらくないでしょうから、逆に言うとそこに行き着かないと「真剣に取り組めない」「リアルに感じない」ともいえます。
そういう意味では「電気が明日止まる」という事態は、ダイエット失敗時の「知らない間に、生活習慣病になってしまった」とよく似ていますね。
そうなることを避けるには、やはりそこから必ず抜け出すという強い意思に基く「明確な目標設定」が必要なのは、ご理解いただけると思います。
最後に。
日本は生活習慣病の人も増えていますし、生活保護世帯も珍しくありませんが、おそらく運動量がとても多い人は、少々食べ過ぎても「太らない」でしょうし、収入が多い人は、少々無駄使いしても、生活に困るようなことはないでしょう。
しかし、ひょんなきっかけや、自分がコントロールできない事態などから、誰もがそう「なり得る」とも言えるわけです。
ですから、今の自分には関係ないではなく、そうならないように「時々、今の自分の状態を確認する」ということをしてください。
それが、ダイエットが趣味となってしまった私からのアドバイスです。
それではまた、お会いしましょう!
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