このリキュールは味や香りも素晴らしいが、発売当時の瓶の艶姿には惚れ惚れとしてしまう。
コート・ド・フランスはパリの名店であるが、トリュフショコラをパリから空輸し、銀座で売っていた。
サルバドール・ダリのような風貌の紳士や銀座のクラブのママたちがよくこの店のショコラを購入していた。
このトリュフショコラを、あるバーで、ジャンヌ・モローのような風貌のフランス女性が、黒ビールに合わせていた。
きっとあの黒ビールはブラッスリー・デュ・ペイ・フラマンのアノステーケ・インペリアル・スタウトだったと思う。
ブラックベルベットという黒ビールとシャンパーニュを合わせたカクテルにしないのが心憎い。
この時のかっこいい映像は私の心の中で未だにシャッターを切って止まったままでいる。