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サンボマスターに決めた私は入会の手続きを進めた。




まず、戸籍謄本や独身証明書、収入を証明するものなどを準備し、提出した。






そこからは契約を交わし、結婚相談所のシステムについての説明を受けた。





当時私は35歳だったのだが、36歳になると一気にマッチング率が下がるらしい。




女性はどうしても若い人が人気なので、現実を見ましょう、というようなことを言われた記憶がある。











そして、最後に小さい冊子を渡された。





"婚活の手引き"







服装の例
言葉遣い
質問ばかりせずに自分のことも話す
挨拶をする

など、当たり前のことが書かれていて、私はため息をついた。



なんだこの本。





そして、サンボマスターからは

「まずは10人にお見合いを申し込みましょう。」


と課題が出た。








マッチングアプリのような仕様で写真や年収が書かれている一覧があり、そこにハートマークを送るのだ。












とりあえず年齢が近い10人にハートマークを送った。







私の婚活が始まった。














お見合いは対面だけでなく、オンラインお見合いも選ぶことができる。






お見合いについての注意事項も説明されたが、(相手に興味を持って話しましょう等)私は人とコミュニケーションをとる仕事をしているため、そこは自信があった。


(謎の自信)











まず1週間やってみたが、全くマッチしない。






自分の需要のなさに悲しくなりつつ、定期的にアプリを開いていた。








サンボマスターから連絡が来た。





「さやかさん、向こうからいいねがきているので、その中から選んで一度お見合いをしませんか?
この方は年収も高く、マンションも持っているのでおすすめです。」









うーん、気が進まないが一回お見合いしてみるか。。。










初めてオンラインお見合いをすることになる。









オンラインお見合いってどんな服がいいんだ?





迷った私は黒地に小さい花柄のプリントがしてある、シフォンブラウスを着た。



仕事以外では絶対に着ない。










時間になり、zoomを開いた。







相手の方はグレーのパーカーだった。







なんでやねん!







つづく。