髭ロン毛のR-指定似の男性とマッチした。











"俺、趣味でドラムをやっているんですけど、今日の20時から仲間内でお酒飲みながらセッションしようって言ってて、よかったら来ませんか?"











おいおい、急すぎるぜ。






というか、セッションてなんだ?








その日は土曜日で、予定はなかったのだが、私は急な誘いにはあまり乗らないので、お断りした。










"すみません、仕事が終わらなくて・・・。今日は難しいです。"














そのあと、夜中にセッションの様子が動画で送られてきた。








ちょっと笑い飯の西田にも似ているな、と思った。











"セッション楽しそう!音楽好きなんで機会があったら行きたいです!"



と当たり障りない返信をした。








そのあと、なんとなくやり取りが続き、気づいたら毎日連絡をとっていた。








R-指定はバンド好き、同い年だったのもあり、共通点が多くすぐに仲良くなった。








R-指定の仕事はシステムエンジニア。




会社名を聞いて、誰もが知っている大手でCMなどでもよく耳にする会社だった。




もともとバンドをやっていて、フェスに出演するためのオーディションで最終審査まで進んだ話を聞いた。










R-指定は副業をやったり、バンドをやっていたので、かなり多忙でやりとりはするもののなかなか会うことができなかった。








今やっているプロジェクトが海外とやり取りをしているため、毎日夜に定例ミーティングがあるとのことで、夜にご飯に行ったりすることもなかなかできなかったのだ。












でも毎日やりとりはする。









謎の関係が1ヶ月続いた。







ある日、連絡が来た。









"さやちゃん、おつかれさま!急なんだけど、明日夜のミーティングなくなって、夜飲みに行かない?"










続く。