ホリスティック美容師として | 東京表参道・南青山のヘナ専門オーガニックヘアカラーアドバイザーのブログ

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美容院や市販のヘアカラーは危険!?髪を傷めない白髪染めのヘナからデトックス効果もあるおしゃれヘアカラーのヘナへ。東京表参道・南青山のヘナ専門オーガニックヘアカラーアドバイザー武藤真紗世が髪から始めるおしゃれと健康向上をお手伝いします!

ホリスティックという言葉は、まだまだ一般的ではなありません。

 

美容師のわたしが、どうして、この言葉を使うのか?

それは、私がしている『美容師の仕事』を言い表すのにまさにこの言葉がしっくり来たからです。

 

文章がつたないので、なかなか伝わりにくい、響きにくいくいのが悲しいです。

 

でも、お伝えします。

読み取っていただければとてもうれしいです。

 

美容師の仕事って、一般的に

髪を切る

パーマをかける

カラーリングをする

セット・メイク・着付け・・・

 

なんて感じで、そのテクニカルの部分は皆さんもよくご存じだし、これを仕事だと美容師さんも思っています。

 

喜ばれるシャンプ―

喜ばれるカット

喜ばれるパーマ

喜ばれるカラーリング

 

そんなことを一生懸命に学び練習します。

 

でも、しばらく美容師をしていると、なんとも言えない壁にぶち当たります。

 

一般的に(この言葉、量産しそう)人をきれいにして、お客さんに喜んでもらいたい!そう思っている人ばかりだと美容師さん。

美容師に限らず、ビューティーにかかわる人、癒しに関わることを職に選んだ人たちは殆どそうだと思います。

 

しかし,得体のしれない壁が表れる。

 

きれいにしたいだけなのに、何となくうまくいかない

STAFFにも喜んで働いてもらいたいのに、なんかうまくいかない

喜んでもらった対価が売上なのになんかうまくいかない

 

そんなこと。。。。

 

どうしてうまくいかないんだろう

悩む日々が続きます。

 

そこで、次から次に出てくる、テクニカルな勉強を、次から次へと学び始めす。

 

メーカーに作られた流行に乗り

ディーラーやメーカーに言われたままの製品を学ぶ

 

ディーラーに勧められた、新しい技術を学ぶ

 

流行りはそれで楽しい技術だし、それを提供するもの楽しかったりする

新しい技術も楽しいけど、続けるのが難しかったり・・・

そこでまた

なんとも言えない壁が出てきます。

 

ひょっとすると、それは無力感に似たものかと

 

どれほど、懸命に勉強しても、どれほど新しいもの提供しても、どうしても、喜びが遠ざかる感じ・・・・

 

こんなに頑張っているのに、伝わらない感じ。

 

分かってくれないスタッフたち

上がらない売上

まだ?どこまで頑張ればいい?

 

がいつまでもたってもぐるぐるです。

 

これは、頑張っている美容師さん、美容家に共通する悩みであり、共通する葛藤。。。

 

なんでそんなことになってしまっているのか?

 

実は、そんなことに陥っているのは

私たち美容師が、美容家が、とてもピンポイントな視線で見てしまっている

からではないでしょうか?

 

どう言事?

 

ですよね

 

お客さんに喜んでもらいたいがために、どんどん一点に陥っていく。

しかもその一点は、多くのお客様の集約された一点ではなく

Aさんのそれ

Bさんのそれ

Cさんのそれ

 

といった、それぞれのピンポイントの一点といった具合です。

 

だから、

 

メーカーが、新しい何かを持ってきたとき、

『あっ、これAさんが欲しいって言ってたものだ』

 

業界紙を見ていて

『あっ、これBさんが欲しがってたものだ』

 

といった具合に、次々に手を出してしまっている。

 

そうすると喜んでもらえた気になる。

 

もちろん、『わたし』自身がそれに興味があるから、その新たなテクニカルな学びをしたくなるのは大前提です。

 

でもこれって、どんどんまとまりがなくなってくる・・・・

 

そして、とってつけた技術の集大成になってくる。

 

まあまあまあ・・・

 

そして本質的なことが全く排除されている

 

その本質とは

AさんもBさんもCさんも

自分の表面的な欲求を美容師さんに伝えているだけだという事です。

そして、

美容師さんはその表面的事を叶えてあげることが、仕事だと、思い込んでいる。

 

またまた

どういうことか?

 

 

少し難しくなりますが、できるだけ簡単に伝えますね。

 

例えば、

熱が出ると、ほとんどの人がお医者さんに行きます。

*私は行きませんが・・・

お医者さんは、診察します。検査します。

そこで様々な数値を見て、状況をみて

数値が正常値と変わらなく、検査をしても何もなく、状態もただ熱が出ているだけなら

 

きっと解熱剤を処方して

『様子を見てください』

 

という事になります。

 

先ほど私は医者に行きませんと言いました。

なぜか?

 

熱が出ているわたしを

まずは、どうして熱が出ているのか?を考えます。

考えると言っても、さほど難しいことではないの。

 

例えば

寒いのに薄着だった?

今日であった人が、ひどい咳をしていた。

食生活はどうだったか?

睡眠は?

過剰なストレスはなかったか?

など

自分自身の最近の行動やあったことを振り返ります。

 

そして思い当たること

最近忙しさにかまけて、食事も睡眠もいい加減だったな~

隣の人咳してたな~

なんて。

 

だったら、

今日はゆっくりと休もう。なんだったら、明日はさほど忙しくないから、思い切ってお仕事も休もう。食事はとらずに、水分とミネラルをしっかりとって、とにかく体を休めよう。

 

なぜ私がこういう選択をするのか?

それは、カラダがちゃんと私のためにしてくれている仕事があるからです。

その仕事を止めてはいけません

 

 

お医者さんが解熱剤をくれるのは、その症状を抑える事がしたいからです。

今人々は、手っ取り早くその症状を消すことがいいことだと考えがちです。

しかしカラダのことを考えると、熱を薬で下げることは、基本的にあまり良いことではないのです。せっかく体が、免疫力を使って、何かと戦っている状態が発熱している状態だという事を知っていれば、熱を下げれば、その体の中での戦いは長引くのです。

 

 

さて話を元に戻しますが、

お医者さんのごとく、一般の方は、美容師に、美容家に美の提案をゆだねます。

それは、お医者さん同様、美容師や美容家は美のプロだと思っているからです。

 

そう、私たちは美容のプロなんです。

 

そのプロの言葉を、お客さんは聞きたいのです。

 

それが、、、、メーカーやディーラーの言葉を借りて、パッチワークのような継接ぎの知識になってしまっているのです。

 

実はお医者さんも同じような状況で、医薬品メーカーの言いなりになっているのが現状です。

 

またまた話を元に戻しますが、

どうしてそうなっているのか?

どうしたら、本当はいいのか?

 

そんなことが、ちゃんと伝えられたらとは思わないでしょうか?

 

 

美しくあることは、健康的であること

健康的であることは、美しくあること

 

この相互関係を、なりたたせたら、

そしてそんな提案が出来たら、

とても素晴らしいとは思わないでしょか?

 

そんな知識を持って、提案できるのが

ホリスティック美容師です

 

ホリスティックとは、全体的という事です。

 

人を一遍から見るのではなく

人をこうだと決めるけることなく

 

俯瞰(鳥の目)で見る

 

そんな在り方です。

 

ですので、正しいとか間違っているとかでもなく、

全部いいよね、全部ありだよね

 

ってところから、それがどういうことか?

という事を、できる限り、わかりやすく、つたえられるような美容師なることです。

 

これからこんな学びをお伝えしたいと思っています。