気まぐれに読書 | 怠け者のなれのはて(妄想と幻想の隙間で)

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第二次世界大戦後、五億人の女性が、自分の母親の結婚年齢よりも早く結婚し、もっと多くの子供を持とうと決めた。人口は膨れ上がった。三十年後、十億人を超える彼女たちの娘世代は反対のことをしようと決め、人口増加は緩慢になった。こういった選択が集まって、現代史の方向を変えている。

中略

選択を行うときには、現実への強い同調圧力が働く。こういった圧力を無視して奇天烈な決断をする人もいる。私たちはこういった過激派や反逆者、ロマンチストを称えるが、彼らに従うことはめったにない。私たちの大半は、体制順応者のほうが、アンナ・カレーニアよりもうまくやれる つまり、食料や住居、配偶者を得やすい
傾向にあることをよく知っている。
進化は常識を選択する。


         人類五万年 文明の興亡より   イワン モリス


  久し振りに面白い本だった