最近ツタヤでは旧作全品100円キャンペーンをやってますね。
安さにつられてついつい借り過ぎ。
しかも弟も同じ日に何本か借りて来たりして、なんとか全部見ようと映画漬けの日々です。
そんな旧作ラッシュの中から、今回の映画はこちら。
「Daft Punk's Electroma」 Daft Punk監督 2006年

音楽好きには言わずと知れたダンス/エレクトロシーンのトップアーティスト、Daft Punkが手がけた初の映画。
おなじみのロボットマスクをかぶったDaft Punkの2人が、人間になる方法を探して旅をするというロードムービーです。
正直彼らの映像と言ったらアルバム「Discovery」で松本零士とコラボしたアニメのPVしか頭になく、安いついでに興味本位で借りてみたという感じです。
どんな映画なのか予備知識も全くなく、彼らの楽曲に乗せた派手な展開を想像していたんですが、見事に裏をかかれました。
なにせこの映画は静けさ、ロングショットと長回し、シュールなユーモアといった要素満載の超オフビートな作品なのです。
カメラもフィルムのようなアナログの質感だし、音楽もアップテンポのものはほとんどなく、アンビエントからクラシックまで、静かなものがほとんど。
これまたデジタル全開の映像と音楽を予想していたので、かなり意外でした。
舞台は全く違いますが、作品の持つゆったりとしたテンポ感、そして斬新な映像センスはスタンリー・キューブリックの「2001年宇宙の旅」に通じるものがあります。
ストーリーも説明的なシーンはあまり無く、エンターテイメントというよりはどちらかというとアートムービー的な出来映え。
特に後半、ロボットである2人の無機質なやりとりには、淡々としながらもそこはかとない切なさが漂い、見終わった後もしばらくの間余韻が消えませんでした。
ちなみに出演している2人はDaft Punk本人ではなく、背格好の近いプロの俳優らしいです。
彼らの音楽のようなノリノリな展開を期待して観ると肩透かしを喰らうかもしれませんが、Daft Punkのファンや映画好き、特にインディー映画好きにはぜひおすすめしたい作品です。
ちなみに彼らは現在ディズニー映画「TRON」のサントラを手がけていて、本日発売だそうです。
Myspaceでの先行試聴もかなり迫力のある仕上がりなので、そちらも聴いてみるといいかも。
それでは!
Daft Punkサントラ先行試聴↓↓
http://www.myspace.com/hollywoodrecords
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