まずは市販の「恋しぐれチョコレート」の写真、
曜白朝顔と「姫性」のツバメ朝顔から作られたそうです。
はっきりとした曜、美しい茶色、こじんまりとした斑入葉、巻かないツルなど素晴らしい品種ですね。
これを牡丹咲にしたくて2020に薄茶色で蔓のあまり伸びない系統(もちろん牡丹+)を交配しました。
残念ながら牡丹は出なくて頓挫しました。
でも小さくておもしろい模様の茶色系の花がいろいろ咲いたんですよ。
以下の3枚は2022の写真です
2022は茶色にこだわらず牡丹が出やすいように半八重の花に「恋しぐれチョコレート」の花粉を着けました
こんな感じの花です
そして今年652Eという交配名のタネから以下の花が咲きました。
紫覆輪の一重だけど葉っぱは恋しぐれ似
青覆輪車絞牡丹咲き、葉っぱは曜白朝顔似
こんどは牡丹導入に成功したようです。
だだ曜白朝顔の特徴の目立つ曜やツバメ朝顔の蒔かないツル、いちばんのねらいの茶色といった性質は隠れてしまったようです。
これについては残りのタネや次の世代から出ることを期待したいと思います。