AV男優から学んだお城の周りをぐるぐる回ってコイ。 | 走ることについて語るときに僕の書くブログ

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タイトルの通り。
ワタナべの走った記録です。時折、バスケット有。タイトルはもちろん村上春樹さんのエッセイのパクリ。

2/16 朝か2/17更新前まで

●ポレポレ東中野という50席大の映画館があって「ゴンドラ」を上映するので観にいった。
24のときに観にいって印象に残っていた作品で、内容はあまり覚えていないが、キレイな映像。ライティングが素敵、という印象が残ってる。

28年前、新宿の映画館で観た。
上映が終ると館内アナウンスがあって監督の挨拶があると。斜めの観客席からやおら立ち上がる人がいてそのままステージに上がったので、おおこの人が監督さんかあと、びっくり。
初日でも初回でもないから「もしかしたらこの人上映初日からずっと観てるんじゃねえか? 映画監督おそるべし」と思い込んだ。

海外でも賞をもらった作品だったけど国内では評判にならなかった。出演した木内みどりが「ある映画でヌードになったんだけど全然話題にならないの、教育映画みたいな作品なので」と文春で話していたくらいのマイナー作品。
実際、木内さん今回の再上映で初めて作品を観たとのこと。笑

そんなわけで興行的には成功せず5000万くらいの借金を負った伊藤監督。バブル期には、自由に表現できるAV作品に興味を持ちTOJIRO名義で一線で先品を撮り続けた。
TOJIROとゴンドラはつながらなかったんだけど、TOJIRO作品のフィルム色温度にはゴンドラに通じる美しさがあって、人の肌をピンクではなく青色系で撮る美意識を感じる。共感できる。


映画上映後に伊藤監督とAV男優佐川銀次のトークがあった。
伊藤監督はクリエイター独特の熱意があって、まっつぐだ。ただただ表現したくてまっつぐ。
こういう人は涙が出るほど大好きだ。今回の再上映も次の作品が撮りたくて、という意図があったらしい。

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名前は知らずとも顔はよくご存じ、畳の匂いがする(ヘンリー作品笑)佐川銀次(中央)は「AV男優は河川乞食みたいな存在で構わない。しがみつかないけどここが自分の居場所だからこだわりたい」と。
伊藤監督(右)は「AV男優は体力だけじゃなくて(下半身を維持する)メンタルが必要」と。、ほほう、マラソンに通じる言葉をいただいた。含蓄。


●半蔵門に移動して銭湯から皇居。
16:30くらいだったから空いている。閾値走予定。
走り出しは心の臓が痛かった。
映画館でジッとしてたから体液が滞留してるカンジ。あんましカラダは走りたがっていないや。とりあえず一周しつつカラダにムチ入れながらビルドアップしてくことに決めた。

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6キロ以降が閾値走にあたる。
下りも上りも同じペースで走るムネコフ流、、だけど6.7kmの下りはヒザ負担が怖くてチキンと突っ込めない。
登り9.10kmをまあまあのタイムでこなせたのは下半身メンタルのおかげだな。カモーン!

ペース全般は閾値走失敗だけど心拍数を追い込めていたからそれなりに乳酸が出て効果はあっただろうと自己満足することに決めた。

終始、水曜日カンパネラ「ミツコ」を聴いており、「落ちてこい私のトコまでオチてコイ、お城の周りをぐるぐる回ってこーい、渋谷」。

一周ダウン。
ヒザに負担がかかったらしくケガに至らない痛みがある。風呂につかる。


●翌日夜は走れない。休み中、トラブルが発生したようで朝早くから会社行きたい。
朝、3時起きで15kmジョグ、ジョグ、グ、グ、グー。zzz


●おそよ〜♪( ´ ▽ ` )ノ♡  、
気がつくと7時だよ!!
朝飯ソコソコに電車に乗って、あ、そか、ツムツムのイベントやって、ブログ忘れる前に書かなくちゃ。


●そんなわけで「虐殺器官」を読めずにいます。