有川浩『空の中』
200X年、謎の航空機事故が相次ぎ、メーカーの担当者と生き残った
自衛隊パイロットが調査のために高度へ飛んだ。
高度2万、事故の共通するその空域で彼らが見つけた秘密とは?
一方地上では、子供達が海辺で不思議な生物を拾う。
大人と子供が見つけた2つの秘密が出会うとき、日本に、人類に降りかかる前代未聞の奇妙な危機とは。
有川浩さんの自衛隊3部作の2作目。
【白鯨】という、謎の生物が出てくるのですが、その生物が話す言葉が
(まぁ、そういう生物なので仕方ないのだけど)
超固くて、理解するのに時間がかかって大変だった・・・。
高巳と光稀
瞬と佳江
人間と白鯨
その、それぞれの関係も面白かったですし
自衛隊3部作の中では、私の中で3位なんですが
それでも、やはり、登場人物達の心の動きが好きでした。
後、宮じいが素敵でした。
私は、祖父の記憶がないので、あんなおじいちゃんが居てくれたら
良いなぁ、と凄く思いましたし
人として、あういう懐と心の広い人間になりたいと思いました。
後、光稀のツンデレ具合が!!もう、たまりません!!
見習いたい!!笑