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ベニーズワルツを花形種目に ラブ

 

サークルで社交ダンスを始めて

 いっぱしに パートナーと練習するようになり

 事もあろうか? 競技をするようになり

 

「少し変だな?」と感じていた事があって

 

書き残しておきたい事柄の一つ

 

スエイさえ許されない時代から

 今や、バリエーションこてこてのワルツが踊られるようになり
 
タンゴはよりタンゴらしく
 時のレジェンドたちが驚くようなリンクアクションによって
 観客が盛り上がり、、、

 

 

その昔5ダンス主流となった時でさえ

 クイックステップ、ベニーズワルツは

 ホンの付け足し種目だった、と聞いたことがある

 

 

クイックステップが花形種目になる前には

 それまでは早いカウントのステップでも

 いかに体制を崩さず 軽やかに

 且つ、ワルツのようにユッタリ踊れるかが問われた時代

 

 環境というか慣わしというのか、、

 

 1990年代後半ではそういった事に異を唱える向きも出てきた

 比較対象としては

  当時アマチュア部門で

  全く違う系統のダンスでトップを争っていた二組がコチラ

 

  ピノ組(William Pino & Alessandra Bucciarelli)イタリア

        VS

  シングラー組(Alan Shingler & Donna Shingler)イギリス

 

 IDSF チャンピオンのピノ組も イギリス:ブラックプールでは

  シングラー組が優っていた

 

 ただ、この後を受け ゴッゾーリ組、ソアレ組といった

  イタリア勢がスタンダード部門を席巻するように

 

 いわゆる英国ダンススタイルからの脱却で

 イタリア系の いわゆるスポーティーな種目として

 人気は増大してきた

 

 注意 個人的にはイタリアスポーツ系とか英国スタイルとか

   そんな壁は無いと思っていて

   音楽を表現するのに何も変わりは無いと思ってる

 

 

 背景には上記の

 「ワルツのシェイプ」

 「タンゴのリンク」のように

 派手なアクションは観客からの反応によって支持され

  競技選手も一様に使うようになっていった

 

 それまでは教える立場の人が審査をする時に

 「教えられない事の理由付け」として

 「あんなものは邪道だ」と吹聴していた時代があった

 

 が、それも時代の流れ

 

 と言うより

 

 そもそもが ダンス というもの

 

 「音楽をどう表現するか」という

 

 基本的で大前提な部分があり

 

 「それに感銘を受けるのはどちらか?」

 と問われた場合

 

 言わずもがな である

 

 

このようにして発展してきた

 観客を魅了する競技ダンスも

 

ここに来て

 ベニーズワルツにも変革が起こっている

 

 

先日 基本ステップを書き並べているうちに

 ふと思ったものだ

 

 右矢印 基本ステップ:スタンダード編

 右矢印 基本ステップ:ラテン編

 

 ベニーズワルツだけが 異常に少ない 目ハッ

 

 音楽の表現として用いるには

  あまりに少ない基本ステップ

 

 規定フィガーとして使うにも

  あまりにも 華が無い

 

 

 要は、基本ステップはいくらでもあるのに

  ベニーズだけ追加されずに今日まで来ているのだ

 

 

今のところ国内プロ団体では

 ベニースワルツは付け足し種目で

 言い方は悪いが

 見ていて飽きてくるのだ ガーン

 

 

が、世界を見れば

 既にフェザーステップやリバースロールなど

 たくさん取り入れて観客を魅了している

 

それが、こと競技ダンスに於いては

 未だに 「やっちゃダメ」という

 時代に反したものが存在している

 

ま、取り入れたくない理由もなんとなく分かるが

 世界の情勢と比較するよりも

 

 もちろん継がれてきたものは崩すことなくは言うまでもない

 

 これまでの経緯を踏まえ

 どのように進化させていくかを考えた方がいいのかもしれない

 

 音楽を体現するダンス に於いて必須なものは何なのかを

 

 

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