家族が増えました。 | ミックスわんこヘムヘム。のブログ

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こんにちは。

9月に入っても暑い・・・

外出するにもマスクをしなければいけないので

躊躇してしまう・・・

 

片付けに火がついて、

台所や押し入れなど、整理整頓しました。

スッキリして気持ちいいー。

 

と前置きが長くなるので・・・

タイト通り、我が家に家族が増えました。

 

ぽんちゃん

 

ヒトミ

ですチュー

志村さんの「ヒトミばーさん」から命名。笑。

 

彼女たちは、元野良猫です。

そして親子。

 

ぽんちゃんは、推定2~3歳。

ヒトミは、5ヶ月になりました。

 

昨年の11月頃に、ぽんちゃんが我が家の駐車場にやってくるようになりました。

最初は、シャーシャー威嚇されたり猫パンチくらったりだったけど

ご飯あげてるうちに、それがなくなってきました。

今年に入って、ぽんちゃんが頻繁に来るようになり

うちに入ってご飯を食べるようになったんだけど、触ることはできませんでした。

 

ヘムゆず地域には、たくさんの野良猫がいます。

今も、散歩に出れば遭遇します。

 

引っ越してきたばかりの時も、子猫を何匹か見かけたことあったけど

そのうちの1匹がぽんちゃんだったのかもしれません。

 

野良猫に、ご飯をあげることは「あんまり良くないこと」なのだろうなと

思っていた時に、TNRのことを知ります。

 

TNRとは、

Trap・Neuter・Return(トラップ・ニューター・リターン)を略した言葉で、

捕獲器などで野良猫を捕獲(Trap)し、不妊・去勢手術(Neuter)を行い、元の場所に戻す(Return)ことです。

そして、一代限りの地域猫として暮らしていく。

この手術の証として、男の子は右耳をカット、女の子は左耳がV字にカットされています。

それが「桜耳」ガーベラと言います。

 

ぽんちゃんは、桜耳なっていなくて・・・

そのうちに、お腹が大きくなってるなと思っていたら妊娠していました。

 

4月上旬に、うちにやってきたぽんちゃんは

陣痛で苦しんでいて、後ろから赤ちゃんの足がでていました。

逆子だし私もどうしていいかわからず、パニックを起こしながら

ぽんちゃんを見つめるしかできませんでした。

そのうち、ポロっと赤ちゃんを産んだはいいけど

ぽんちゃんはそのままどこかに行ってしまったので

赤ちゃんをこすったりしたけど、残念ながら赤ちゃんは亡くなっていました。

 

1匹だけ産んだと思ったら

その1ヶ月後に、赤ちゃん3匹を育ててることを知ります。

その間、ぽんちゃんはうちにご飯を食べに来ていたので、

まさか他に子猫がいるとは思ってもみなくて・・・

 

そこから、ぽんちゃん親子を保護しようと思いました。

 

でも、そこには葛藤がありました。

 

もともと、野良猫生活の猫を家猫にするってどうなんだろうと。

TNRすればいいんだけど、子猫たちと引き離すのは私達のエゴではないかと・・・。

ぽんちゃんにとって、家猫になることが幸せなのかはぽんちゃんにしかわからない。

 

だけど、私達のことを覚えてくれて呼べば来るぽんちゃんに愛情を芽生えてしまったからには

なんとかしてあげたいと思いました。

でも、触れるのはちゅーるあげてる時だったんだけど・・・笑い泣き

 

子猫達は、元気にすくすく育っていましたが

よそ様のお家だったので、立ち入るわけにもいかず・・・

ぽんちゃんも子猫に近づくと、威嚇するし・・・

 

そのうち

ぽんちゃん親子が我が家の裏の家にお引っ越ししてきて

うちからぽんちゃん親子を見ることができたのですが

いつのまにか、2匹の子猫がいなくなってしまいました・・・・

 

残ったのは、ヒトミだけです。

 

野良猫の生存率は3年~5年。

子猫の生存率は、1%と言われています。

家猫は12年~13年。

野良生活は、それほど過酷なのです。

子猫は、交通事故にあったり、カラスに襲われたりして

命を落とすことが多いそうです。

 

私もカラスに襲われてる子猫を見つけて

あわててカラスを追い払ったけど、もう内蔵まで食べられてしまっていて・・・

 

春と秋は、出産ラッシュらしく子猫情報が後を絶たないそうです。

猫は、交尾をすれば自己排卵で百発百中で妊娠するんですって。

繁殖率が高いので、手術をしなければ次から次へと猫が増えてしまいます。

本当に次から次なんだよ・・・。

 

今も3匹の子猫を育ててる野良猫かあさんがいるし

1匹の子猫を育ててる母猫もいます。

その繁殖を食い止めて、不幸な命を減らすためのTNRなのです。

 

ボランティア団体さんに相談するまで、悩んでいたので数ヶ月たってしまったけど

相談して、捕獲器借りてその間、毎日様子を見に行って(また違う場所に引っ越してしまったので)

の繰り返しをして、なんとか子猫が私達に慣れるように猫じゃらしで遊んだりご飯あげたりしました。

 

なんとか梅雨入る前に保護したいと思ったのです。

同じように個人でTNRしてる方の話によると、ぽんちゃんは今まで2回出産していて

一度、TNRしようと思ったら逃げられてしまったそうです。

2回!?ということは、今回の出産は3回目ということになります。

早く早く保護しないとと焦りと、葛藤と心配が入り交じったなんともいえない時期を過ごしていました。

 

雨がやんだ時に、様子を見に行った時に子猫とぽんちゃんとがいたので

子猫と遊びながらキャリーバックに入れることができ(1時間ほどかかりました)

そのキャリーバックをぽんちゃんに見せながら、我が家に誘導して家に入ってもらうことができました。

 

その間、見たことがないオス猫がぽんちゃんを狙ってずっとついて来てました。

この猫が結構しつこく我が家の周りをうろうろしてたんですよね。

 

ぽんちゃんを捕獲器に入れることができたのは、次の日の夜。

ボランティアさんに協力してもらいながらの捕獲でした。

 

なんだかその姿を見た時に私は号泣してしまいました。

今まで、外の生活に自由にしていたぽんちゃんがガチャンという音におびえながら

捕獲器に入ってくれたことに申し訳なさがいっぱいになって

泣きじゃくってしまいました。ボランティアOさんは、「ぽんちゃんの幸せのためだから泣かないで」と

言ってくれたけど、涙が止まらなかった・・・・。

パパも私に連れれて泣きながら「手術終わったら、また外に戻そう」って言ってたけど

そこに返事もできなかった。

過酷な外に生活に戻すのには、やはり躊躇がありました。

捕獲器の中のぽんちゃん。

 

ヒトミは、ケージの中。

 

そのまま、ぽんちゃんは動物病院で避妊手術を受けに行きました。

⇒続く

 

ヘムゆずも元気です。